2015.04.30

お知らせ

【ネパール地震】救助犬の靴について

ピースワンコ・ジャパン」プロジェクトを運営する特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)のネパール地震緊急出動に関し、多くのご支援をいただき、誠にありがとうございます。災害救助犬の靴について、お問合せやご意見をいただいておりますので、PWJの見解をお伝えさせていただきます。

 

救助犬の靴について、絶対に履かせないという方針はなく、状況に応じて靴を履かせるか否か判断しております。ガラスが散らばったような場所は履かせる必要がありますが、靴を履かせることにより ➀犬の汗腺がある足裏の肉球を塞ぎ、熱中症に繋がる可能性がある、➁ぬかるんだ場所で靴を履かせることで、踏ん張れず、逆に足が滑って怪我をする可能性がある、➂登り上がるときに爪を立てて引っかけることができず危険である、などの懸念があります。

 

PWJのレスキュー隊は、国際的に救助犬活動に行う団体「REDOG」の研修・指導を受け、上記のような知識を学んだ上で、現場で総合的に判断しております。

 

心配される感染症につきましても、出発前にワクチンの接種、駆虫薬の投薬を済ませ、現場には抗生物質等の薬も携行しております。

 

救助犬の捜索現場には、瓦礫、山岳、水難等、様々な現場がありますが、今後も大切なパートナーである救助犬の健康に十分注意し、状況に応じて現場で判断していきたいと考えております。犬の安全、健康管理についても徹底しておりますこと、ご理解いただけると幸いです。

 

今後とも、PWJの活動にご理解、ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

Supportご支援の方法

「里親になるのは難しい...」 という方にも、様々なご支援をいただいており、
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寄付、ふるさと納税を使ったご支援、ボランティア、物品寄贈など、あなたにあった方法でご検討ください。