「低血糖アラート犬」という犬をご存じでしょうか。糖尿病の治療に欠かせないインスリン補充の副作用として患者の血糖値が下がり過ぎたとき、それを感知して警告(アラート)してくれる犬のことです。海外ではすでに「実用化」が進んでおり、患者の命を救った事例も報告されています。
今年1月、1型糖尿病を患っていたピースワンコのスタッフの一人が亡くなりました。恐らく、自宅で低血糖状態となり、意識を失ったまま…だったのだと思います。
その出来事にも背中を押され、ピースワンコ・ジャパンは毎日のインスリン補充を必須とする患者やその家族を支援している認定NPO法人日本IDDMネットワーク(http://japan-iddm.net/)と協力して、保護犬の中から適性を見極め、低血糖アラート犬の育成に取り組むことにいたしました。
このプロジェクトには総額2000万円が必要であると、日本IDDMネットワークでは試算していますが、まずは海外から専門家を招いて育成法を学び、患者の呼気サンプルを採取する機器購入のため、200万円を目標に、クラウドファンディングサイト「Readyfor」においてご支援を募っています。
現在、約130万円のご寄付をいただいています。しかし、このプロジェクトはAll or nothing形式のため、10月12日(木)午後11時までに200万円に達しなければ不成立。これまでにご寄付いただいた方々のお気持ちも、患者の皆さまに届かなくなってしまいます。
締め切りまであと10日!皆さまのご協力を、ぜひよろしくお願い申し上げます。
https://readyfor.jp/projects/iddm-alertdogs/
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https://sippolife.jp/column/2017070300003.html