2021.07.27

【保護活動】動物愛護センターからの引き出し(7月27日)

ピースワンコ・ジャパンでは広島県の要請を受け、定期的に動物愛護センターから保護犬を引き出して保護しています。保護する子たちは行き場のないワンコ達。命を繋げることが出来たのは、皆様の支えのおかけです。いつも本当にありがとうございます。

 

 

本日も3か所の動物愛護センターから沢山の行き場のないワンコを救済しました。

保護したワンコの中には、病気を患っている子、外傷がある子、捨てられた子、野犬・・・様々なワンコがいました。

 

 

これから施設へ戻り、検疫スタッフや獣医師のもと一頭一頭に検査や医療処置を行い、まずは健康状態の万全を目指します。
みんな幸せになってもらえるよう愛情を込めてお世話をして、彼らの支えとなれるよう全力で頑張ります。

今日保護したワンコ達は、たまたま助けることが出来ました。

 

 

全国の動物愛護センターでは毎日のように殺処分は行われています。環境省で発表されている令和元年度の全国での犬の殺処分数は5635頭。

今日も罪もないワンコたちがドリームボックスと呼ばれる殺処分機へ送られています。

犬猫をゴミのように詰め込み、CO2を注入しての窒息死。もがき苦しみ、悲しみや恐怖の中で最後を迎えています。

まるで人類の歴史上最大の過ちとも言えるホロコーストと同じではないでしょうか。

 

 

私たち日本人は人種差別により行われた大量虐殺と同じような行為を、半世紀以上も経った今この時代でも行っています。
生きる権利を主張できない弱い立場の命への一方的な差別だと思います。

動物への差別は人種差別と同様、倫理的に正当化できることではないと思います。

 

 

今この時も、真っ暗闇の中で「生きたい」という思いを抱き、助けを待っているワンコが日本中に沢山います。

全国の動物福祉に携わる個人・団体様は保護犬を譲渡することで、また次のワンコを助けることが出来ます。

 

 

これからワンコを家族に迎えようと考えている方は『保護犬』の選択をお願いします。

一頭でも多くのワンコが助かりますように。

 

(文:ピースワンコ・ジャパン・プロジェクトリーダー 安倍誠)
 
 
 
 
 

Supportご支援の方法

「里親になるのは難しい...」 という方にも、様々なご支援をいただいており、
「殺処分ゼロ」を実現するためにはあなたのご支援が必要です。
寄付、ふるさと納税を使ったご支援、ボランティア、物品寄贈など、あなたにあった方法でご検討ください。