ピースワンコ・ジャパンプロジェクトを運営する特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)の救助犬2頭(夢之丞、ハルク)とレスキュー隊員は29日、カトマンズから東に70キロのシンドゥパルチョーク郡で捜索活動を行いました。現地スタッフからの情報を元に、活動を報告します。
PWJのチームはカトマンズから東へ約70キロ、「曲がりくねった山道を車で約3時間かけて移動し、現地政府や軍、他国の捜索救助チームが未だ入っていない、シンドゥパルチョーク郡の町メラムチ周辺の村で捜索活動を行いました。
この地区は震源地から離れていますが、レンガ造りの簡素な家が多く、地震の激しい横揺れで多くの建物が倒壊したそうです。捜索が必要とされていた場所は標高約2000メートルの山岳地帯の村で、メラムチから未舗装のでこぼこ道をさらに1時間ほど走って入ったとのことです。そこで、54歳の女性が生き埋めになったという情報があった家屋の倒壊現場を救助犬が捜索し、スタッフが倒壊した家屋のがれきの撤去作業にあたりましたが、この日は行方不明者の発見に至りませんでした。
またPWJでは、ネパール地震の被災者支援活動のため、緊急募金の受付を開始しました。募金情報、現地での活動につきましてはPWJのホームページにてお伝えしますので、引き続き、ご注目ください。
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