ピースワンコ・ジャパンでは広島県の要請を受け、定期的に動物愛護センターから保護犬を引き出して保護しています。4月27日も動物愛護センターから沢山のワンコを保護しました。保護する子たちは行き場のないワンコ達。命を繋げることが出来たのは、皆様の支えのおかけです。いつも本当にありがとうございます。
保護した犬は、全頭、野犬でした。
全国的に野犬は馴れないというイメージで殺処分に回っています。実際は野犬も馴れます。家族として一緒に暮らすことも出来ます。愛情さえあれば自分の子供のようになります。
これからワンコを家族に迎えようと考えている方は、保護されたワンコを選んでいただければ幸いです。私たちだけではなく日本中の保護団体様は1頭譲渡することで、次のワンコの命を助けることが出来ます。
今、この時も、処分の目の前で、「迎えに来てほしい」と震えながら待っている子たちが日本中に沢山います。
それでも今日も明日も明後日も、罪もないワンコ達の「命」が消えていきます。「殺処分」に正当化できる理由はないはずです。
命を生かすのも、殺すのも、私たちの選択次第だと思います。
たった一度の犬生です。
今日保護したワンコたちも、いつの日か、優しい家族に出会いますように。
(文:ピースワンコ・ジャパン・プロジェクトリーダー 安倍誠)