2025.10.14

お知らせ

【イベントレポート】動物愛護週間にあたる9月20日(土)から9月26日(金)に「Wan Dream Garden〜保護犬猫と人の幸せな暮らし方〜」を開催しました!

動物愛護週間にあたる9月20日(土)~9月26日(金)に、りく・なつプロジェクト×ピースワンコPresents「WAN DREAM GARDEN ~保護犬猫と人の幸せな暮らし方~」を表参道にて開催。累計1,200人以上が来場し、大盛況でイベントを終了しました。 

126342 36 08f1d458d8f018d35d57e58acdfb10c5 1915x2700 1

●「保護犬・保護猫と暮らす」という選択肢が当たり前になる社会を目指して

ピースワンコは、「日本の犬の殺処分ゼロ」を目指して、本拠地の広島をはじめ全国11か所のシェルター・譲渡センターで活動を続けています。これまでに5,100頭の保護犬を新しい家族につなげてきました。そんなピースワンコだからこそ伝えられる、”保護犬や保護猫と暮らす”という選択肢を1人でも多くの方に知っていただくために、イベントの開催にいたりました。

9月20日(土)から9月26日(金)までのイベント期間中、多くの方々の関心を集め、累計1,200人以上の方々にご来場いただき、イベントは大盛況のうちに幕を閉じました。

保護犬猫譲渡会・保護犬ふれあい会には、ピースワンコ・ジャパンが運営する関東の各譲渡センター(世田谷、西東京、あきる野、湘南、浜松)とNPO法人Link toにいるワンコたちが参加しました。また、ピースニャンコのチームメンバーなど(GOGO groomers、ゆらり、西東京市地域猫の会、むさしの地域猫の会、チーム動物愛護推進委員、富津ねこネット)からもニャンコたちが集まり、犬猫合わせて合計55頭が集まりました。

1C7A0501
1C7A0253

また、譲渡会にお越しいただき、ワンコやニャンコのお迎えを検討されている方は計16組に上ります。ピースワンコ、およびピースニャンコのチームメンバーなどは、今回の譲渡会・ふれあい会をきっかけに譲渡を検討されている方々へのきめ細やかなフォローアップを今後も継続してまいります。一頭でも多くの命が新しい家族と出会えるよう、責任をもってサポートを続けていきます。

1C7A9356

●保護犬猫トークショーで語られた、保護犬猫と人の幸せな暮らし方

イベントでは「りく・なつ同室避難推進プロジェクト」を推進する伍代夏子さんをはじめ、ピースワンコの里親であるpecoさん、西尾まりさんや、自身もボランティア団体でトリマーとして活動する小野真弓さん、芸人のどろだんご先生やバンビーノさんにご登壇いただき、保護犬・保護猫をテーマにしたトークショーを開催。それぞれの立場から保護犬猫への熱い想いや、動物愛護への考えをお話しいただきました。 

伍代夏子さん – 「災害時に大切なペットと一緒に安心して避難できる社会を目指して」

伍代夏子さんはイベントのオープニングとクロージングのトークショーに登壇。「りく・なつ同室避難推進プロジェクト」について「災害 が発生した際、国の指針として大切なペットと一緒に避難する同行避難は推奨されていますが、実際は避難した先で受け入れて もらえないという現状もあるので、ペットと入れる部屋も用意していただけないかとお伝えをしています。また、避難するということがイ メージできない飼い主が多いため、備えについてもお伝えをするようにしています。」と説明しました。 また、神石高原シェルターを訪れた際の出来事について、「神石高原シェルターの子たちは愛護センターにいるときと違い、自分 の家と思って威嚇してくるので、だんだんと自我が出てきてるし良かったなという思いで見させていただきました。」と感想を述べ、続け て「一生懸命 1 匹でも多く幸せになってほしいという思いで、お世話や訓練をやってくださっていて本当に素晴らしいことだと思いま す。スタッフの皆さんは頭が下がる方たちばかりです。」とピースワンコのスタッフへの尊敬の念を伝えました。 クロージングに登壇したピースワンコのスタッフは、「心に傷を負った動物でも、時間をかければまた人間に心を開いてくれます。保 護動物を迎える選択肢が当たり前にある、そんな社会の実現を願っています。」と今後の活動への想いを語りました。

0fbda4cbfaf105b6fd97b732b8d3e53d
ffd676ccf94a43f1e6e9ca3c905dae14

小野真弓さん – 家族になる覚悟「最期まで幸せ

ワンコ2匹、ニャンコ4匹、さらに保護して家族募集中のニャンコ6匹と暮らす小野さんは、ピースニャンコのチームメンバーのひとつである「GOGO groomers」でトリマーとしても活躍中です。 自宅で一時的に預かり新しい家族を探している保護猫6匹についてや、これから保護猫を家族を迎えたいと考える参加者へ「動物が大好きなことはもちろん、その子を生涯、何があっても愛し 続けてくれる人に家族になっていただきたいです。人間と同じように、病気になったり、年を取って介護が必要になったりすることもあります。家族としてそれらを乗り越え、最期まで看取るのが飼い主の責任です。その子たちが最後まで幸せになれるように見守る覚悟がある方に迎えていただきたいと思っています」と、メッセージを伝えました。 

1C7A8951

▶小野さんの活動内容ついて、こちらの記事もご覧ください 

どろだんご先生、バンビーノさん – 「私たちも保護犬・保護猫について正しい情報を伝えていけたら」

どろだんご先生とバンビーノさんのトークショーには、ピースワンコの広報スタッフとシェルタースタッフも登壇。まずはスタッフから野犬の実情についてお話ししつつ、「野犬をまず検疫シェルターで保護をし、検査や初期医療処置を行ったあと、人がいる状況に馴れるというトレーニングから始めます。早い子だと1ヶ月くらいで人がいる環境に馴れますが、長い子だと数ヶ月、数年単位でかかる子も多いです。」と、普段の活動について話しました。

   また、バンビーノの藤田さんはこれまで飼っていた保護犬についての思い出話を語ったり、どろだんご先生は「保護犬・保護猫を迎え入れるだけが支援だけでなく、様々な事情でペットを飼いたくても飼えない方はふるさと納税などで簡単に寄付ができ、その寄付でたくさんの命が救われるので、皆さんにもぜひやっていただきたいですし、私たちもいろんな場所で保護犬・保護猫について正しい情報を伝えていけたらと思います。」とお話ししたりと、保護犬猫への想いを述べてくれました。

1C7A9222

pecoさん – 「一人でも多くの方に保護犬や野犬の存在を知ってもらい、家族になりたいと思って欲しい」

2022年にお迎えしたアリソンについて、pecoさんは「気づかない間に信じられないぐらいのパワーや幸せ、癒しをもらっています。アリソンに出会うまでどうしてたんだろうと思うぐらい、本当に幸せをいっぱいもらってます。」と、愛情たっぷりで生活している様子を語りつつ、「一人でも多くの方に保護犬や野犬の存在を知ってもらい、家族になりたいなって思って迎えてくれる人が1人でも増えたら、本当に嬉しいです。その素晴らしさを私が広めることができたらなって思ってます。それが夢です」と述べました。

また、トークショーの後半にはピースワンコ プロジェクトリーダーの安倍誠も登場。再会の喜びを分かち合いつつ、保護犬を家族に迎えることについて話ししました。

1C7A9576
1C7A0136 2

▶pecoさんとアリソンについて、こちらの記事もご覧ください。

西尾まりさん – 「命の売買はない方がいいと思います。」

西尾まりさんは世田谷譲渡センターからお迎えした愛犬・緤(通称:せっちゃん)について「すんごいツンデレです。保護犬を飼ったつもりなんですけど、呼んでも来ないし、あまりしっぽも振らないなど猫っぽいところがあるんです。」と紹介。西尾さんと世田谷譲渡センターとの偶然の出会いやせっちゃんに一目ぼれをして家族として迎えるまでの日々を赤裸々に語った上で、「私は命の売買はない方がいいと思います。保護犬はいいよっていうことをお知らせするのが、私ができることかなと思います。」と話しました。

▶西尾さんと緤(せつ)について、こちらの記事もご覧ください。

●日本の犬の”殺処分ゼロ”を目指して

イベントの来場者からは、「保護犬・保護猫のマッチングが世の中で当たり前のことになるよう、これからも応援しています」「日本でペットショップよりもまず保護犬を、という考えが広まればいいなと思いました」といった、保護動物と暮らす未来を願う温かい声が寄せられ、本イベントを通して来場者が「保護犬・保護猫と暮らす」という選択肢について真剣に考える大きな機会となりました。

ピースワンコは今後も、保護・譲渡活動を通じて日本の犬の”殺処分ゼロ”を目指しながら、保護犬猫と人が幸せに共生できる社会の実現に取り組んでいきます。

6252a7a55f081bb95ee4f07948810a3e

Supportご支援の方法

「里親になるのは難しい...」 という方にも、様々なご支援をいただいており、
「殺処分ゼロ」を実現するためにはあなたのご支援が必要です。
寄付、ふるさと納税を使ったご支援、ボランティア、物品寄贈など、あなたにあった方法でご検討ください。