ポンは我が家に咲いた「花」のような存在。幸せな家族の物語 supported by Yogibo

素敵なご家族とめぐり会い、幸せな日々を過ごしているのは、2021年にピースワンコを卒業した「ポン」5歳。殺処分されるはずだったポンは、運命の家族と巡り会い、たくさんの幸せを紡いでいます。

ポンとの出会いは、コロナ禍の2020年11月に開催されたオンライン譲渡会でした。可愛くて元気いっぱいの姿に一目惚れしたのが里親さんご家族の弟さんでした。弟さんは「このワンちゃん可愛い!」と、譲渡会のアーカイブ録画を毎日見ていたそうです。

「散歩できないとポンちゃんはオシッコもうんちもできないんだよ、ちゃんと散歩できるのかな?」
「生きているんだからご飯も水も必要なんだよ」
「本当に最後まで見届けられるのか?」
いま一番ポンを可愛がってっているお母さんが、実は最後までなかなか踏み切れなかったそうで、ご家族はなんども家族会議を開いたそうです。

「すぐに“飼っていいよ”というのではなく、命の重みをちゃんと理解してからの方がいいと思っていました」と、お母さんが語ってくれました。

ポンを家族に迎えることを決め、婚姻届けを出すような気持ちで譲渡の書類を書いたそうです。そしてポンが家族になる日に向けて家のレイアウト変更など、色々な準備が慌ただしく始まりました。

ポンは、おうちに来た当初、緊張がすごくて2~3週間位ずっとクレートに入りっぱなしだったそうです。たまにリビングに出てくる程度で、ご飯もクレートに半分身体を入れたまま食べていたとか。お散歩も大変で、はいつくばって動かなくなるポンを抱っこで連れ帰ったことも。「保護犬はびびりって聞くけど、こういうことか」と、お父さんは思ったそうです。

※写真提供:里親様

 

おびえていたポンが安心して過ごせるようになり、自分をアピールしてお散歩できるようになったのは、家族から注がれる絶え間ない愛情があったからにほかなりません。お兄ちゃんと弟さんはポンが来てから柔らかくなり、時々喧嘩をすると二人それぞれに「なあポン」と撫でているそうです。

「あたらしい命と一緒に暮らして過ごしていくということは、漫然と過ごしていた人生に“花”が咲いたようです。」お父さんはそう語ってくれました。ポンと家族の物語、ぜひ動画からご覧ください。

※この動画は、「保護犬が、ゆるんでいく」プロジェクトをとおして制作・発信しています。日本の犬の「殺処分ゼロ」を目指すピースワンコでは、人に懐かないという印象を持たれやすい保護犬でも一緒に暮らせて、リラックスした表情を見せてくれるというメッセージを発信するため、Yogiboとともに「保護犬が、ゆるんでいく」キャンペーンを展開しています。詳しくは、こちら

 

ポン(ポン吉)のようなワンコをピースワンコではワンだふるファミリー制度で、皆さまに支えていただいています。
老犬や病犬、障害犬のワンコは、里親さまに繋がりにくいのが現状です。遠方よりワンコを支えられる「ワンだふるファミリー」の支援方法で、ぜひワンコを支えていただければと思います。

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