Mission 0
「殺処分ゼロ」の実現に向けた、わたしたちの活動
「Mission 0」に関する記事一覧
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生後3カ月で捨てられた子犬が掴んだ未来
私たちは広島県からの要請を受けて、県内の動物愛護センターから殺処分予定の犬たちを定期的に引き出しています。2024年1月の寒い日、溝に落ちていたところを拾われて行政施設に保護された、赤い首輪をつけた柴犬の子犬を引き出しま […] -
「受刑者が保護犬を育てる」全国初の試みが照らし始めた未来
犬を救うことは、人を救うこと――。そんな想いで始まった全国初の取り組み、刑務所での保護犬育成プログラムが、まもなく始動から1年を迎えます。およそ1年にわたって尾道刑務支所で訓練を受けた黒い保護犬「パクス」の譲渡が決まり、 […] -
二度と殺処分機を動かさない。命の現場から
2025年9月23日、徳島県の行政施設から行き場のない犬たちを保護しました。ピースワンコは全国の「殺処分ゼロ」を実現するために、かつての広島県のように犬の殺処分数が全国ワースト1位だった徳島県(※環境省2023年)と「動 […] -
奇跡の回復!病気で捨てられた子犬「日向」
ピースワンコはいまも広島県からの要請をうけて、定期的に殺処分対象の行き場のないワンコを保護しています。野犬の子がほとんどですが、中には様々な理由で飼い主から捨てられたワンコもいます。赤い首輪をつけていた「日 […] -
虐待?飼い主に捨てられた老犬「カーター」
オレンジ犬舎で暮らす「カーター」は、2025年で17歳になるおじいちゃんワンコです。逃げたのか捨てられたのか分かりませんが、「カーター」には元々飼い主がいたようです。2019年11月に動物愛護センターで保護されていたとこ […] -
【保護活動】動物愛護センターからの引き出し(9月23日)
2025年9月23日、徳島県の行政施設から行き場のない犬たちを保護しました。 保護したワンコの中に、くくり罠にかかって左前肢がない野犬の男の子がいました。 心身ともにボロボロ。私たちが近づくと、怖がって失禁してしまいまし […] -
犬と人とのよりよい未来へ、「刑務所」での新たな挑戦の今
「ほらパクス、おいで。」身をすくめながらもおどおどと顔を上げる黒いワンコと、怯えさせないよう控えめに手を差し出しながら優しく声をかける男性。そんなほほえましい光景が繰り広げられているこの場所は、高い塀に囲まれた尾道刑務支 […] -
絶体絶命。下顎がない母犬と生まれたばかりの子犬の引き出し
5月8日、徳島県動物愛護管理センターから緊急引き出しの要請が入り、ピースワンコ・ジャパン プロジェクトリーダーの安倍誠とスタッフが現場へ向かいました。そこで私たちが目にしたのは、下顎がまったくないという、かつて見たことの […] -
絶望から希望へ。「アビゲイル」の奇跡
元野犬の保護犬を家族に迎えたら、お家ではどんな風になるの?と思う方も多いのではないでしょうか。 そんな皆さまに実際の様子をお伝えし、愛情と時間をかければ、どんな怖がりな子でも人に懐くことを動画を通して知っていただきたいと […] -
【卒業5000頭目!】病気でも、高齢犬でも、幸せを掴んだ「オルド」
2025年6月1日、記念すべき卒業5000頭目のワンコ「オルド」が、あきる野譲渡センターから里親様の元へ卒業していきました! 「オルド」のように家族の一員として迎え入れられ、幸せな“第二の犬生”を歩んでいるワンコたちが全 […] -
【保護活動】動物愛護センターからの引き出し(5月27日)
2025年5月27日も、広島県から要請を受けて、行き場がないワンコたちを保護しました。 保護したワンコたちの中に、青い首輪をつけたガリガリの男の子がいました。飼い主に捨てられたようで、心も体もボロボロでした。 警戒してい […] -
つながる命、広がる未来。官民連携で「殺処分ゼロ」へ!
ピースワンコは全国の「殺処分ゼロ」実現のために、官民一体となって命を救う活動に取り組んでいます。2025年2月、倉敷市保健所の収容状況が限界まで来て、いよいよ猶予がないという連絡を受け、引き出しに向かいました。倉敷市保健 […] -
野犬と捨て犬。全国「殺処分ゼロ」への新たな一歩!
ピースワンコは、かつて犬の殺処分数全国でワースト1位だった広島県で、2016年からドリームボックス(殺処分機)の稼働を止め続けています。広島だけでなく、全国の「殺処分ゼロ」を実現するために、昨年から他県の行政や団体との連 […] -
「日本の犬の殺処分ゼロ」へ。徳島県で“MISSION 0”をめざす覚悟
広島県・神石高原町から車でおよそ3時間。私たちピースワンコはこの日、徳島県動物愛護管理センターに来ていました。 目的は、ここにいる行き場のないワンコたちの保護(引き出し)のため。 これまで数えきれないほど繰り返してきた愛 […] -
300日目の奇跡。4年間檻の中にいた13歳の咬傷犬「ウォンバット」卒業!
多頭飼育崩壊の現場から命を救われ、堺市動物指導センターに保護された「ウォンバット」。家族とのご縁がなく、4年間も檻の中にいたせいか、人を全く信用せず、触ろうとすれば逃げ回り、時には歯を見せることも。人が近づくだけで攻撃的 […] -
【保護活動】動物愛護センターからの引き出し(3月25日)
2025年3月25日も、広島県からの要請を受けて県内の動物愛護センターから猶予期間がないワンコたちを保護しました。 その中に、全身の骨が浮かび上がりガリガリで、尻尾には外傷がある、2頭の狩猟犬がいました。 狩猟犬として頑 […] -
保護した時から病気が…。12歳の「甘栗」
ピースワンコは2012年から広島県内のドリームボックス(殺処分機)稼働を止めるために、殺処分対象の犬を引き出し続けています。私たちが保護する犬は、野犬がほとんどですが、様々な理由で飼い主から捨てられた犬たちもいます。高齢 […] -
震える身体。てんかん発作と戦う「フール」
推定7歳の女の子「フール」は、2018年3月13日にピースワンコへやってきました。当時生後2~3ヶ月の子犬でしたが、てんかんを発症。スタッフは獣医師と相談しながらお世話をしてきましたが、2023年春頃から発作の頻度が多く […] -
【保護活動】動物愛護センターからの引き出し(3月11日)
2025年3月11日も広島県の要請を受けて、行き場のないワンコを救い出しました。 くくり罠にかかって怪我をしている子、皮膚病で毛が抜けている子、人が怖くて震えたり吠えたりしている野犬の子。 飼い主に捨てられたと思われる両 […] -
咬み犬も野犬も病気の子も。どの子も幸せな第2の犬生へ
ピースワンコは広島県からの要請を受けて、いまも定期的に行政施設から殺処分対象のワンコを保護しています。野犬、老犬、捨て犬、病気や怪我を抱えている子。咬み犬と呼ばれている気性難の子など、譲渡が難しいといわれているワンコを優 […]
おすすめ記事
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保護犬を家族に迎える文化を。官民一体で「殺処分ゼロ」へ!
ピースワンコは広島県の要請のもと、往復4時間かけて定期的に動物愛護センターへ通い、殺処分対象の犬たちを引き出しています。愛護センターは飼育放棄犬や野犬で溢れかえっており、私たちは怖がりな野犬や咬傷犬など、愛護センターでの […] -
終(つい)の住処になるー終生預かりボランティア制度ー
預かるという選択 ピースワンコに在籍する、約2000頭の保護犬(2025年10月末現在)。 その中には、シニアや持病のあるワンコも含まれている。 人に慣れ、体調管理をしてもらいながら、穏やかに暮らす犬たち。 そういった子 […] -
【遺贈寄付】故人の想いが込められた浜松譲渡センター
ひとりからみんなで イギリスの音楽家のジョン・レノンは 「ひとりで見る夢はただの夢、みんなで見る夢は現実になる」という言葉を残した。 今回は、まさに彼の名言を体現したような話を綴りたい。 ピースワンコ・ジャパンは、全国で […] -
保護犬を迎えて 片桐家の「ちゃこ」と「はな」
スイートホーム 芸人、俳優、造形作家と、多彩に活躍する片桐仁さん。2頭の保護犬と共に暮らす愛犬家としての一面も、そんな片桐さんのもう一つの顔だ。保護犬を我が家に迎えること。自分たちが、その子にとっての帰る場所になること。 […] -
手のひらと肉球をつなぐもの
春雷と愛犬 春雷、という言葉がある。 春の到来を伝える雷ともいわれ、 雷鳴に驚き、冬眠していた地中の虫たちが目ざめるという理由で「虫出しの雷」という呼び名もあるそうだ。 なにかがはじまるような雰囲気で、嫌い […] -
殺処分ゼロの哲学
ドリームボックス 「1日に約7頭、年間2400頭以上の罪のない犬が処分されています」(2022年度/環境省)この日本では、いまだに驚くべき数の犬たちが殺処分されている。ぼくは愛護センターの端にある、「ドリームボックス」と […]








