2022年10月24日。動物愛護センターで衰弱している2頭の野犬の子犬と出会いました。
神石高原シェルターの検疫犬舎に連れて帰り、犬生で初めて名前を付けてもらいました。「パスコ」と「ウェナッチ」です。
ピースワンコに来てからも「パスコ」と「ウェナッチ」はいつも一緒。検疫犬舎で2週間の隔離期間を過ごしてから、一緒に人馴れトレーニングが始まりました。
2頭はとても怖がり。すみっこで固まってしまい、スタッフがボールを投げても動きません。「ウェナッチ」は全く反応しませんが「パスコ」はボールに興味を示し、近づいて匂いを嗅いで、ボールを咥えることができました。
人間に馴れてもらうために、スタッフはオヤツを差し出して様子を見ます。そうすると、ボールに反応しなかった「ウェナッチ」が真っ先に食べ始めました!
「ウェナッチ」は「パスコ」が来ると小さな声で威嚇しながらオヤツを守ろうとします。ピースワンコが保護する前は、ご飯がない環境で育だってきたからなのでしょう。ピースワンコに来たからには、もうそんな心配はしなくていいからね。
「ウェナッチ」は逃げてしまいますが、「パスコ」はスタッフに抱っこさせてくれました。2頭の成長物語をYoutubeでご紹介しています。ぜひご覧ください。
・ピースワンコTV:Part1(6分6秒)、Part2(4分27秒)、Part3(2分27秒)