【保護活動】飼い主に棄てられた柴犬「タシュ」、多くの疾患を患っていて・・・
柴犬の「タシュ」は推定10歳のおじいちゃんワンコ。2023年1月10日に動物愛護センターから引き出され、ピースワンコにやってきました。「タシュ」は飼い主に遺棄された可能性が高いワンコでした。
どんな理由で捨てられたのかは分かりませんが、「タシュ」は腎疾患や白内障や角膜炎、関節炎、気管虚脱、心疾患など様々な病気を抱えていました。
ピースワンコで幸せに暮らしてもらえるように、腎臓病サポートの療法食を食べさせたり目薬を毎日点眼したり、定期的に関節炎の痛み止めの注射を打ったり、大切にお世話しています。
たくさんの病気を抱えているけど、「タシュ」は元気いっぱい!人とオモチャが大好きで、いつも楽しそうに暮らしています。犬舎にいる時は基本落ち着いてのんびり寝て過ごしていますが、お散歩のときは嬉しすぎて興奮しがち。興奮すると気管虚脱や心拡大の影響でひどく息切れをしてしまうので、スタッフは散歩の途中で立ち止まって「タシュ」を落ち着かせる時間を作り、呼吸が出来る限り苦しくならないようにしています。
色んな病気を併発している「タシュ」は獣医師の治療が欠かせません。「ワンだふるファミリー」に加わって、全国の皆さんから応援していただきながら、笑顔で暮らしています。「タシュ」の様子、ぜひ動画でご覧ください。
・ピースワンコTV(3分28秒)