2023年5月15日

【保護活動】飼い主に棄てられた柴犬「タシュ」、多くの疾患を患っていて・・・

【保護活動】飼い主に棄てられた柴犬「タシュ」、多くの疾患を患っていて・・・

柴犬の「タシュ」は推定10歳のおじいちゃんワンコ。2023年1月10日に動物愛護センターから引き出され、ピースワンコにやってきました。「タシュ」は飼い主に遺棄された可能性が高いワンコでした。

どんな理由で捨てられたのかは分かりませんが、「タシュ」は腎疾患や白内障や角膜炎、関節炎、気管虚脱、心疾患など様々な病気を抱えていました。
ピースワンコで幸せに暮らしてもらえるように、腎臓病サポートの療法食を食べさせたり目薬を毎日点眼したり、定期的に関節炎の痛み止めの注射を打ったり、大切にお世話しています。

たくさんの病気を抱えているけど、「タシュ」は元気いっぱい!人とオモチャが大好きで、いつも楽しそうに暮らしています。犬舎にいる時は基本落ち着いてのんびり寝て過ごしていますが、お散歩のときは嬉しすぎて興奮しがち。興奮すると気管虚脱や心拡大の影響でひどく息切れをしてしまうので、スタッフは散歩の途中で立ち止まって「タシュ」を落ち着かせる時間を作り、呼吸が出来る限り苦しくならないようにしています。

色んな病気を併発している「タシュ」は獣医師の治療が欠かせません。「ワンだふるファミリー」に加わって、全国の皆さんから応援していただきながら、笑顔で暮らしています。「タシュ」の様子、ぜひ動画でご覧ください。

・ピースワンコTV(3分28秒)

 

▽ ワンコを幸せにするために「ワンだふるサポーター」でご支援お願いします。▽

 

 

いいなと思ったらシェア

おすすめ記事

  • 保護犬を家族に迎える文化を。官民一体で「殺処分ゼロ」へ!

    ピースワンコは広島県の要請のもと、往復4時間かけて定期的に動物愛護センターへ通い、殺処分対象の犬たちを引き出しています。愛護センターは飼育放棄犬や野犬で溢れかえっており、私たちは怖がりな野犬や咬傷犬など、愛護センターでの […]
  • 終(つい)の住処になるー終生預かりボランティア制度ー

    預かるという選択 ピースワンコに在籍する、約2500頭の保護犬。 その中には、シニアや持病のあるワンコも含まれている。 人に慣れ、体調管理をしてもらいながら、穏やかに暮らす犬たち。 そういった子たちは、人が好きなワンコで […]
  • 【遺贈寄付】故人の想いが込められた浜松譲渡センター

    ひとりからみんなで イギリスの音楽家のジョン・レノンは 「ひとりで見る夢はただの夢、みんなで見る夢は現実になる」という言葉を残した。 今回は、まさに彼の名言を体現したような話を綴りたい。 ピースワンコ・ジャパンは、全国で […]
  • 保護犬を迎えて 片桐家の「ちゃこ」と「はな」

    スイートホーム 芸人、俳優、造形作家と、多彩に活躍する片桐仁さん。2頭の保護犬と共に暮らす愛犬家としての一面も、そんな片桐さんのもう一つの顔だ。保護犬を我が家に迎えること。自分たちが、その子にとっての帰る場所になること。 […]
  • 手のひらと肉球をつなぐもの

    春雷と愛犬   春雷、という言葉がある。 春の到来を伝える雷ともいわれ、 雷鳴に驚き、冬眠していた地中の虫たちが目ざめるという理由で「虫出しの雷」という呼び名もあるそうだ。 なにかがはじまるような雰囲気で、嫌い […]

Supportご支援の方法

「里親になるのは難しい...」 という方にも、様々なご支援をいただいており、
「殺処分ゼロ」を実現するためにはあなたのご支援が必要です。
寄付、ふるさと納税を使ったご支援、ボランティア、物品寄贈など、あなたにあった方法でご検討ください。