持病を患う、ワンコたちの日常を楽しくしてあげたい!
病気・高齢・障がいをもつワンコが暮らす「オレンジ犬舎」には、糖尿病を患っている子も数頭暮らしています。
糖尿病では人間と同様に、定期的な血糖値チェックなどが欠かせません。
ピースワンコのスタッフは、ワンコによって触られるのが苦手な箇所などを把握して、出来る限り負担にならないようにケアを行います。
「スピガ」は普段は明るくて元気な、まだ3歳の女の子です。
定期的な血糖値のチェックなど、医療的な処置が必要です。スピガが好きなお遊びなど日々のふれあいの中で、彼女の些細な状態の変化を見逃さないように努めます。
スラリとした、美犬のスピガ。持病があるため、あまり遠くまではお散歩ができないけど、普段暮らしている神石高原シェルターの周りには、気持ち良い草むらがあって、日向ぼっこをしたりして過ごしています。
「アワビ」は今年で8歳になる女の子です。糖尿病のほか水晶体白濁を併発していて視力も悪いので、近づいてくるスタッフのニオイを嗅ぎ、どのスタッフかを見分け、すり寄って挨拶してくれる優しい子です。
持病がある子へのケアでは、遊びたいという気持ちと体力に大きなギャップもあり、追いかけっこや長時間のお散歩など、思い切り遊ばせてあげられないことに、心苦しさを感じます。
ですが、室内でも楽しめる嗅覚を活用したゲームや、お部屋の中でも楽しめるおもちゃ、友達ワンコとのふれあいを通じて、それぞれの日々が少しでも楽しくなるように、これからも出来る限りの工夫をしていきたいと思います。
「スピガ」と「アワビ」のように持病を患っているワンコをピースワンコではワンだふるファミリー制度で、皆さまに支えていただいています。
老犬や病犬、障害犬のワンコは、里親さまに繋がりにくいのが現状です。遠方よりワンコを支えられる「ワンだふるファミリー」の支援方法で、ぜひワンコを支えていただければと思います。
▼ワンだふるファミリーのワンコを支える▼