【保護活動】動物愛護センターからの引き出し(5月10日)

本日も行政施設から18頭の行き場のないワンコ達を助け出しました。動物愛護センターのキャパの問題もあるので、期限猶予はなく保護しなければいけないワンコ達です。

 

気性が難しい、疾患を抱えている、大きな外傷を負う、、、様々なワンコ達。
その原因は全て人間ではないでしょうか。

 

今日保護した犬も野犬が大半ですが、捨てられた老犬もいました。
犬は飼い主を選ぶことも出来ません。
自分だけで生きることも出来ません。
人間の子供と一緒ではないでしょうか。
飼い犬を捨てることは子供を捨てることと何も変わりないと思います。最愛の家族に捨てられたらどのように感じるのでしょうか。

 

今日保護した老犬は声が枯れるまで鳴いていました。深い悲しみの中にいるようでした。ワンコにも心も感情もあります。
それでもワンコは人間に裏切られようと、傷つけられようと、それでも人間を信じています。

 

これからワンコを捨てようと考えている方は改心してほしいと切に願います。どんなワンコも飼い主のことが大好きです。
これからワンコを迎えようと考えている方は、5年後、10年後、15年後、20年後・・・、最後まで幸せに出来るかということをしっかりと考えてほしいと思います。そして命を助ける意味でも保護犬を選んでほしいと思います。

 

保護する必要もない世界になるのが理想ですが、そこに辿り着くまではまだまだ時間はかかると思います。まずは目の前の命を助けて幸せにするということから、千里の道のりを一歩一歩積み重ねて進んでいきます。微力ですが仲間の皆と全力で頑張ります。
老犬ちゃんは、これからは愛に満ちた犬生を送っていきます。
 
これからも、次の愛護センターで助けを待っているワンコ達の救済へ向かいます。(安倍誠)

 

 

 

 

 

 

▼継続的なご支援をお願いいたします。

 

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