こんにちは!ピースワンコです。本プロジェクトに、あたたかなご支援をいただき、ありがとうございます!
4月上旬から開始した本プロジェクトも、残り32日となりました。力不足でこのプロジェクトを中々広めることができず、とても厳しい状況です。
限られた活動資金の中で、保護したワンコたちの健康や衛生環境など、守るべきこときちんと維持し、運営を継続していくには、多くの方からのご支援が必要です。
▼プロジェクトページはこちらから▼
https://a-port.asahi.com/projects/wankoshelter/
あと少しの期間となりますが、皆さまからの応援を、よろしくお願いいたします!
◆【活動報告】増設工事がほぼ完成しました!
一部ではまだお庭スペースにコンクリートを敷き詰める作業などは残っていますが、最終チェックを終えた場所には、ワンコたちが暮らし始めました。
これらお部屋には元野犬も多くこれから人との関係を築き始めるワンコばかりですが、たとえ時間がかかっても、人馴れトレーニングをとおして、神石高原シェルターで暮らす、多くのワンコたちに里親さんが見つかるよう、お世話を続けてまいります。
◆医療・介護など、ケアが必要な犬たちのお部屋も増設しました!
ピースワンコでは、7才以上のシニア犬が約300頭います。この子たちが将来、もし介護や医療ケアが必要な状態になったとしても、私たちが家族として、施設が家として、安心して暮らせるよう、手厚いケアを行える犬舎を増設しました。
既にピースワンコ施設内に設置している「オレンジ犬舎」の敷地に増設しました。
◆「オレンジ犬舎」とは?
特別なお世話が必要な犬たち専用の犬舎が「オレンジ犬舎」です。
ここでは、障がいや病気、高齢の犬が暮らしています。今日もスタッフたちが一頭一頭の健康状態に合わせて、薬を混ぜたフードを手で食べさせたり、排せつの介助をしたりと、手厚いケアを行っています。
始めて人と接し、これから人との関係を築き始めるワンコ、病気や障がいのため医療ケアを必要とするワンコ。「殺処分対象」となった背景には、動物愛護センターで譲渡が難航した様々な理由があります。
これらのいかなる理由があっても「殺処分」は正当化されるものではありません。
殺処分寸前で救えたすべての命が、これからも安全で快適な暮らしができるように、動物福祉団体である私たちの活動では、施設の環境整備もとても重要な取り組みです。
◆ピックアップワンコ「ボス」も、今年で11歳を迎えます。
ボスがピースワンコへやってきたのは、2014年8月。やんちゃ盛りの推定3歳の頃でした。なぜ、彼が動物愛護センターに保護されたのか。
それはある日、飼い主を噛んでしまい、それが原因で捨てられてしまったのだといいます。
保護当初から、彼は人に対して警戒心が強いようでした。
人が近寄ると、まるで自分の身を守るように「近寄るな!」と威嚇し続けていました。
愛情を込めて接すれば、いつか心を開いてくれる日が来る…。そう信じて、諦めずにお世話をしました。
そして保護から約8年が経ち、普段接するスタッフには、心を開いてくれるようになりました。
今でも人見知りが激しいため、里親さんを探すのは難しいかもしれませんが、これからも神石高原シェルターで、トラウマを忘れてしまうくらい楽しく犬生を全うできるよう、お世話を続けます。
どんな子も見捨てない。そう決意した私たちの活動は、決して簡単な活動ではありません。
けれど、全国から応援してくださる皆さまのお陰で、きめ細やかなケアを行うことが出来ています。
どうか、引き続き、みなさまからのあたたかなご支援をよろしくお願いいたします。
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https://a-port.asahi.com/projects/wankoshelter/