35度を超える7月の猛暑日、夏バテ寸前の野犬たちを保護しました。動物愛護センターには扇風機が設置されていましたが、扇風機があっても蒸し暑く、人もワンコもかなり辛い状況でした。
保護予定のワンコの中に、妊娠している野犬が複数頭いました。プロジェクトリーダーの安倍誠は、母体にできるだけストレスがかからないように気を配ります。
広島県は7年以上、犬だけでなく猫も殺処分ゼロが続いています。ピースワンコは施設管理や体制上、現状は犬の保護しかできていませんが、犬も猫も全国で殺処分ゼロを実現したいと思っています。
殺処分機が動いていた当時、私たちが保護している真横で犬や猫が殺処分されていました。本当に残酷で、見ていられないような状態でした。二度とそのようなことが起きないように、殺処分機が止まっている状態を永久に維持していきたいと思っています。
私たちを始めとする保護団体が命を助ける方法は、保護と譲渡を循環させることです。譲渡ができなくなったら、なかなか保護も出来なくなってしまいますが、一頭譲渡できたら、もう一頭、別の命を助けることが出来ます。私たちの活動と想い、ぜひ動画からご覧ください。 ・ピースワンコTV(5分19秒)