2022年3月15日にピースワンコにやってきた「はなまる」は、当時推定5歳くらいでした。愛護センターから保護した当初から、左目の視力がありませんでした。視力がない左目は少し飛び出ていて、眼球も濁っていました。検査したところ視力がないことが判明。
人もお散歩も大好きで元気いっぱいで、里親希望者の方から何件もお問い合わせをいただきましたが、片目が見えないこともあり、なかなかご縁が繋がりませんでした。
けれど、運命の糸が途切れることはなく、とうとう2022年11月18日に卒業していきました!
「はなまる」を家族に迎えてくださったのは、2022年の春まで19歳の柴犬と暮らしておられた里親様。『自分も聴覚障害を持ってるので、失明のハンデを持っていながら明るい性格をしている “はなまる” と人生を送りたい』とご連絡をいただき、手話の方を挟んで会話を進めていきました。
「はなまる」 は目が見えないけど、僕は聞こえない。お互い障がいを抱えた者同士。だからきっと仲良くなれる。お互い仲良く、生きて、歩いていこうと思います」と里親になることを決めてくださいました。
ずっと待ち続けた運命の家族が出来た「はなまる」。卒業の日、「はなまる」は里親様のご自宅に到着したあと少し緊張していました。でも家族が出来たことが分かるのか、里親さんの元へ歩み寄って行って優しく撫でてもらい、幸せそうな笑顔をみせてくれました。
『「はなまる」と一緒に楽しく暮らしたいと思います。可愛がります。ずーーっと可愛がります』
里親様は優しい笑顔で、そうおっしゃってくださいました。
ピースワンコには、「はなまる」のようにハンデがあり、里親様が見つかりにくいワンコがいます。
全てのワンコが「はなまる」のように幸せな家族に繋げられるように、これからも活動を続けます。
ピースワンコは、皆さまからのご寄付だけで活動しています。活動費の半分は「ふるさと納税」で支えていただいていますが、2024年度も活動を続けていくための費用がまだ集まっていません。これからもワンコの命を守る活動を続けていくために「ふるさと納税」からのご支援をよろしくお願いいたします。
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