ポグバがピースワンコにやってきたのは2018年の7月。
サッカーのワールドカップの時期だったので、サッカー選手のポール・ポグバ選手(フランス代表)にちなんで「ポグバ」と名付けられました。推定1歳だったポグバは、最初は人が苦手で、すぐ吠える犬でした。
他の犬達に比べて幼かったポグバは、犬同士のコミュニケーションの取り方が分からず、よく他の先輩犬に怒られていました。また、警戒心が強く、スタッフが近くに来ると吠えたり、人がいるときは犬舎の中で横になることができず、座りながら寝ていることもありました。
人は怖くないことを分かってもらうために、スタッフはポグバの近くを通る度におやつをあげたり、やさしく声をかけたりして、様々なお世話をしました。そして、少しづつポグバは人に慣れていきました。
トレーニングを始めて2ヶ月ほど経つと、警戒吠えから要求吠えや甘え鳴きに変わりました。散歩の時もスタッフの脇について一緒に歩けるようになり、人と一緒に沢山の経験を楽しむことが出来るまでに成長しました。
ポグバは、譲渡会にも何度も参加しましたが、体重19キロという大きさと、知らない人を見ると警戒して吠えてしまうため、なかなか譲渡が決まりませんでした。そんな時、5月にオンライン譲渡会があり参加したところ、ポグバに目を留めて面会希望のご連絡を下さった方が現れました!
里親希望者様との面会後に譲渡が決定した時、スタッフは仕事の手を止めて皆でうれし泣きをしたそうです。
ご縁がつながり、先住犬のいるお宅へ譲渡が決まったポグバ。【ポグバ】改めて【ポギー】となって6月13日に卒業していきました。
ポグバは、経験不足なところやわがままなところもありますが、スタッフに可愛がられながら、色々な経験を重ねてグングン成長してきました。ポギー、たくさん可愛がって愛情を注いでもらって、幸せになってね! そして幸せに成長した姿をスタッフに見せに来てね!!
ピースワンコ・ジャパンでは、毎月オンライン譲渡会を開催し、里親募集中の様々なワンコを紹介しています。開催情報は、ピースワンコの「譲渡会のお知らせ」でお知らせしています。1頭でも多くの保護犬が、ポギーのように幸せな家族とご縁が繋がるよう、是非ご視聴ください。