1月24日、神石高原シェルターに地元の小学校から生徒さん達が施設見学に来てくれました!
私たちは以前から地元小学校へ赴き、ピースワンコの保護犬事業の活動の紹介をはじめ、ピースワンコの運営母体である認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパンの国内外の人道支援、災害支援活動についての講演を行っています。
今回の施設見学では私たちの保護活動をとおし、殺処分の現状をより身近に感じてもらうことで、生徒の皆さんの命を大切に思う気持ちや学びを深めてもらいたい、という私たちの想いに共感してくださった教職員の皆さんと一緒に、新型コロナウイルス感染症対策も講じながら企画しました。
介護や治療が必要な犬たちが暮らす「オレンジ犬舎」などを見学した際、生徒さんから「このワンちゃんは何の病気ですか?」「捨てられて、かわいそう」といった声が上がりました。目の前の犬たちを通して実際に感じたことなどを一生懸命レポートにメモをしながら、質問や感想を聞かせてくれました。
見学を終えた皆さんを夢之丞がホールでお出迎え!地元の皆さんだけあり、夢之丞のことを良く知っていてくれ、私たちも嬉しく思いました。
ホールでは生徒さんからの質問コーナーを開きました。保護犬のお世話の仕方やスタッフになって嬉しかったことや大変に感じること、そして、里親さんが見付からない犬たちの一生についてなど、質問に答えるスタッフのお話しをとても熱心に聞いてくれました。
最後に、仁尾救助犬ハンドラーと救助犬ルークによるデモンストレーションを行いました!
ルークはたくさんのお友達を前にして最初は少し緊張した様子でしたが、捜索デモンストレーションが始まるとプロの顔に!最後は得意げな表情になっていました。
災害救助犬の捜索の様子を初めて見た生徒さんは「カッコいい!」と関心を寄せてくれ、犬がときに人の命を救うということを、身近に感じていただけました。
これからも未来を担う子どもたちへ、私たちの活動を通して「命の大切さ」をお伝えしてまいります。