【保護活動】動物愛護センターからの引き出し(2月22日)

本日も広島県内3ヶ所の動物愛護センターから行き場がないワンコ22頭を助け出しました。野犬、捨て犬、病をもつ犬、老犬、気が荒いと呼ばれる犬、、、殺処分の対象となるワンコたちです。

 
保護したワンコの中には、くくり罠やトラバサミという野生鳥獣の狩猟で使用される罠にかかったワンコもいました。特にトラバサミは生命や身体に重大な危害を及ぼす恐れのある罠です。ドイツやスイスなど動物福祉の先進国では使用が禁止されています。極めて残酷な方法です。このような罠にかかった、状態が悪い犬を保護することも多いです。

 
罠にかかって怪我をしているワンコの他は人間に怯える怖がりの野犬が大半ですが、中には飼い主に捨てられて鳴き続けて声が枯れ、心身共にボロボロだと感じとれるワンコもいました。

 
これから施設へ戻り、検疫スタッフや獣医師のもと一頭一頭に検査や医療処置を行います。仲間の皆と愛情を込めて献身的なお世話を行い、心も体もポカポカにあたためられるよう頑張ります。
今日保護したワンコは命が繋がることが出来ました。しかし今この時も全国の動物愛護センターでは殺処分は行われています。

 
次は自分の番かと死が迫る恐怖の中で、
「生きたい」「助けてほしい」
と希望を抱いているワンコが日本中にいます。

 
しかし今日も明日も明後日も殺処分となるワンコがいます。そんなワンコ達の命を繋げることができるのは私たち人間だけです。そのようなワンコ達にも、どうか目を向けて頂ければ幸いです。

 
私達も微力で出来ることも限られていますが、殺処分のない世界を実現するために、目の前の命を助けて幸せにするところから全力を尽くして繋げていきます。
必ず、必ず、世界から殺処分をなくしましょう!!(安倍誠)

 

 

 

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