【保護活動】動物愛護センターからの引き出し(3月8日)

本日も、動物愛護センターからワンコ達を助け出しました。警戒心が強い野犬の子犬の兄弟で行き場がない状態でした・・・。震えながらも身を寄せ合っていました。
これから長い道のりになりますが、人が家族だと思ってもらえれるよう溢れるぐらいの愛情を与えて信頼関係を構築していきます。そして優しい飼い主さんとご縁がある日を信じてスタッフみんなで頑張ります。

  このワンコ達は助けることが出来ましたが、私達の日常生活の中では目に見えないところで全国の至る場所で殺処分になる命がいます。その方法はドリームボックスと呼ばれる殺処分機での窒息死。ワンコを殺処分機へゴミのように押し込め、炭酸ガスを注入して窒息させます。もがき苦しみ最期を迎えます。非人道的な残酷な行為です。 環境省で公表される最新のデータ令和2年の犬の殺処分数は4059頭。
安易なことは言えませんが、ワンコの立場になってみると、戦争よりも酷いようなことが今この時も日本国内で起こっているのではないでしょうか。決して戦争を軽視しているのではありません。ふざけた名前のドリームボックスによる殺処分はそれだけ残虐で、まるで地獄絵図です。

  ワンコにも心も感情もあります。悲しさも、寂しさも、苦しさも、痛みも、恐怖も感じます。ヒトと同じです。私たち日本人は人類の最大の過ちとも言える人種差別によるホロコーストのような大量虐殺を半世紀以上も経った今この時代でも行っています。
私たち人間も動物である以上、種が異なるというだけで何も訴える事もできない動物たちを殺処分することは人種差別と根本は何も変わりないと思います。弱い立場の命への差別はあってはならないと思います。

  まだまだ微力で出来ることも限られていますが、このような残酷な社会を変え、未来のワンコ達に希望を与えれるよう、まずは希望を信じて、一歩一歩着実に進んでいきたいと思います。気合いと全力で頑張ります!
世界から殺処分がなくなる日を信じて。(安倍誠)

 

▼継続的なご支援をお願いいたします。

 

 

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