殺処分から救えた保護犬の命を繋ごう supported by Yogibo

保護する直前、殺処分機の目の前にいたワンコたち。

 

動物愛護センターから引き出したあと、まずは神石高原シェルターで暮らし、徐々に心を許してくれるようになったワンコたちの多くが心やさしい里親さまと出会い、卒業していきました。
支援者さまと力を合わせて繋いだ命が、里親さまの元で幸せそうに暮らしている姿を見ることができるのは、あのとき命の危機にさらされていた瞬間の姿からは想像もできなかった、大きな喜びです。

いま神石高原シェルターでも、家族との出会いを待っているワンコがいます。今回ご紹介する男の子は、今から6年前、生後4ヶ月で保護しました。

極度の怖がりだった、心やさしい「シオン」

 

神石高原町シェルターで現在、里親募集中のシオンは、2016年5月に動物愛護センターから引き出したワンコです。
彼は最初に迎え入れた検疫犬舎での健康検査で、膝蓋骨が正常な位置から外れてしまう「膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう):パテラ」という持病を抱えていることがわかりました。
幸いにもレベル1の軽度の症状のため、経過観察を行いながら暮らしています。

幼い頃のシオンは、人が近づくと震えてしまうほど、正真正銘の怖がりさんでした。
おやつを上げる時間以外はむやみに構うことはせず、「人が近くにいても攻撃してこない」ということを覚えてもらうことから始めました。
しばらく経ち、体に触れさせてくれるようになり、お散歩も好きになってくれました!

あの時、びくびくしていた小さなワンコは、月日を重ねることで、凛々しく心優しい男の子に成長しました。

苦手なワンコも多いシャンプー大会でも、お行儀よく座り、終始凛々しい姿でした。

今でも少し繊細な性格ですが、人にも他のワンコにも優しい性格です。

沢山の仲間たちの卒業を見送ってきたシオンも、いつの日か「家族」として迎えてくださる里親さんと出会い、家族のぬくもりの中で幸せになってほしいと思います。彼の詳細は、【保護犬の里親募集サイト】からご覧いただけます。お気軽にお問い合わせください。

 

殺処分をゼロに。「保護犬と暮らそう」プロジェクト

日本の犬の「殺処分ゼロ」を目指すピースワンコでは、人に懐かないという印象を持たれやすい保護犬でも一緒に暮らせて、リラックスした表情を見せてくれるというメッセージを発信するため、Yogiboとともに「保護犬が、ゆるんでいく」キャンペーンを展開しています。

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