動物愛護センターで「キケン」と隔離されていたガウガウ犬

2023年4月25日。私たちが広島県の要請で動物愛護センターに引き出しに行ったとき、プレートに「キケン」と書かれて隔離されていた犬がいました。

プロジェクトリーダーの安倍誠は、ガウガウ犬に「大丈夫だよ、大丈夫だよ」と優しく声をかけながら持参したケージへ誘導。ガウガウ犬は自分からスムーズにケージへ入りました!

「危ない犬なんかいないですから。警戒して怖くて、自分の身を守ろうとして唸ったり歯を剥いたりするだけ。いままで7000頭以上保護したけれど、人に馴れなかった子はいないので、この子も絶対に馴れますよ。馴れない犬はいない。犬は純粋だから、愛情を与えたら必ず懐いてくれます」 安倍はそう語ります。

ガウガウして手に負えない、と言われていたワンコは「狗巻(いぬまき)」と名付けられました。全身毛玉だらけで首輪もボロボロ。安倍が丁寧に外して、新しい首輪をつけました。「狗巻」の第2の犬生の始まりです!

先ずは健康状態を万全にして、家族の元で幸せになってもらえるように、時間と愛情をかけて献身的にお世話をしていきます。「狗巻」が保護された時の様子や安倍の想い、ぜひ動画からご覧ください。
・ピースワンコTV(8分12秒)

 

※「狗巻」が、保護されて約4ケ月経ちました。最近の様子を、Instagramでご紹介しました。こちらもぜひご覧ください。(2023年9月22追記)

 

▽ ふるさと納税でご支援お願いします▽

 

 

いいなと思ったらシェア

おすすめ記事

  • 保護犬を家族に迎える文化を。官民一体で「殺処分ゼロ」へ!

    ピースワンコは広島県の要請のもと、往復4時間かけて定期的に動物愛護センターへ通い、殺処分対象の犬たちを引き出しています。愛護センターは飼育放棄犬や野犬で溢れかえっており、私たちは怖がりな野犬や咬傷犬など、愛護センターでの […]
  • 終(つい)の住処になるー終生預かりボランティア制度ー

    預かるという選択 ピースワンコに在籍する、約2500頭の保護犬。 その中には、シニアや持病のあるワンコも含まれている。 人に慣れ、体調管理をしてもらいながら、穏やかに暮らす犬たち。 そういった子たちは、人が好きなワンコで […]
  • 【遺贈寄付】故人の想いが込められた浜松譲渡センター

    ひとりからみんなで イギリスの音楽家のジョン・レノンは 「ひとりで見る夢はただの夢、みんなで見る夢は現実になる」という言葉を残した。 今回は、まさに彼の名言を体現したような話を綴りたい。 ピースワンコ・ジャパンは、全国で […]
  • 保護犬を迎えて 片桐家の「ちゃこ」と「はな」

    スイートホーム 芸人、俳優、造形作家と、多彩に活躍する片桐仁さん。2頭の保護犬と共に暮らす愛犬家としての一面も、そんな片桐さんのもう一つの顔だ。保護犬を我が家に迎えること。自分たちが、その子にとっての帰る場所になること。 […]
  • 手のひらと肉球をつなぐもの

    春雷と愛犬   春雷、という言葉がある。 春の到来を伝える雷ともいわれ、 雷鳴に驚き、冬眠していた地中の虫たちが目ざめるという理由で「虫出しの雷」という呼び名もあるそうだ。 なにかがはじまるような雰囲気で、嫌い […]

Supportご支援の方法

「里親になるのは難しい...」 という方にも、様々なご支援をいただいており、
「殺処分ゼロ」を実現するためにはあなたのご支援が必要です。
寄付、ふるさと納税を使ったご支援、ボランティア、物品寄贈など、あなたにあった方法でご検討ください。