【令和6年能登半島地震 ペット支援】周りの避難所は徐々に集約、ペット同伴避難所の需要高まる

ピースワンコ・ジャパンは令和6年能登半島地震の発災を受け、1月8日からペット支援チームを派遣し、被災された方々とペットへの物資支援や預かり支援を行ってきました。
地震の発生から1ヵ月以上が経ち、二次避難や学校の再開が進みつつあるなか、避難所となっていた場所も徐々に集約されつつあります。ペットと共に暮らしてこられたご家族にとっては、厳しい状況が続いています。

珠洲市と調整し1月28日に開設した、飯田公民館のペット同伴避難所では現在、犬や猫などのペットと共に入居されている方々が数家族・10人ほどおられます。
これまで、犬の吠えであったり動物が苦手な方を気にして、車中泊や玄関先などで肩身の狭い思いをしてこられた飼い主様がたくさんおられました。
他の避難所から移動されてきた方は、「ここなら安心してペットのそばにいてあげられる。部屋もあたたかく、フードなどの物資にも困らないので助かっている」と話されました。

ここは他の避難所におられる方、在宅避難をされている方でも、いつでも自由に物資を受け取ることができるため、毎日たくさんの方が訪れに来られます。
この日、以前にピースワンコが訪問した避難所におられた飼い主様も、ワンコと共に施設を見学しに来られていました。徐々に避難所が集約され、お知り合いの方も違う地域への移住に進まれているそうで、ここに移動するか検討されているようでした。

また、以前に学校の駐車場で車中泊をされていた、糖尿病持ちのトイプードルを飼われているご家族も、いまはこちらに入居をされています。
スタッフが現在の様子をうかがうと、「自分もこの子もここで安心して暮らせている。個室テントのダンボールベッドの真ん中で、仰向けにどーんと寝ていて、こちらが困るくらい寛いでいる。安心したのか、ご飯もちゃんと食べれるようになり、インスリンの注射もちゃんと打てている。体重も200g増えて本当に良かった。」と話されました。

まだ復興までは長い道のりになりそうですが、避難されている日々を少しでも安心して過ごしていただければと思っています。
今後は、この同伴避難所の運営を続けていくと共に、環境省や県や市とも調整し「日中預かり支援」も出来るようコンテナやトレーラーハウスも設置していく予定です。お仕事やご自宅の掃除・片付けなどされる日中の間でも、ペットをお預かりして助けになれればと思っています。また、活動は追って皆さまにご報告いたします。

ピースワンコは引き続き、被災された現地の方々とそのペットに寄り添って、全ての「家族」を支えるために必要な支援を届けてまいります。

▼【ペット緊急支援】クラウドファンディングを開設しました▼

令和6年能登半島地震 ペット支援へのご寄付に、どうかご協力のほどよろしくお願いいたします。

●Readyfor支援ページ(カード決済での支援)
https://readyfor.jp/projects/helpnoto_for_animals

●Yahoo!ネット募金ページ(Tポイント寄付も可能)
https://donation.yahoo.co.jp/detail/925073


※Readyforプロジェクトページへ遷移します。

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