【保護活動】動物愛護センターからの引き出し(7月23日)

2024年7月23日、広島県内の動物愛護センターから殺処分対象のワンコを助け出しました。多頭飼育崩壊から保護された子、野犬の子、大怪我をしている子、病気の老犬、どの子も猶予期限がないワンコたちです。

センターで犬たちが収容されている部屋の扉を開けると、一頭のワンコが近寄って甘えてきました。その様子ををじっと観察していた子たちもすぐ近寄ってきて、遊ぼう遊ぼう!とスタッフを誘ってきました。とても可愛い子たちです。

みんな、これからもっとヒトが好きになるよ!
みんな、これから優しいご家族と出逢えて幸せになれるからね!

この日、野犬の女の子も保護しました。
猪に襲われ、首を噛まれて、瀕死の状態でした。
検疫施設に連れて帰り「ルシウス」と名付け、最高の獣医師と検疫スタッフが集まって最善の医療処置を行いました。
処置中に何度か呼吸が止まりましたが、そのたびに「ワン!生きたい!」という声と共に、蘇生してくれました。私たちも「ルシウス」の生きる可能性を信じて手を尽くしました。

けれど、、。
傷が深すぎて、最期はみんなに見守られながら撫でられながら、「ルシウス」は虹の橋を渡っていきました。みんなの頬が涙でぬれていました。

全国の動物愛護センターでは「ルシウス」のように深い傷を負っている子や、重い病気を抱えているワンコが、殺処分対象になっています。でも、どの子も必死で生きようとしており、縋る思いで助けを求めています。

私たちにできることは、また次のワンコの幸せの為に最善尽くすこと。
それしかできません。

「ルシウス」、本当に頑張ったね。一生、忘れないよ。

涙をこらえ、次のワンコのために、これからも微力ですが頑張って参ります。
(ピースワンコ プロジェクト リーダー 安部 誠)

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\ 命を救い、幸せにするために /

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