2024年7月4日、福岡市にある東部動物愛護管理センターから咬傷犬の柴犬を保護しました。飼い主に捨てられたのか、放浪していたところを保護された際、警察官を咬んで殺処分対象となったそうです。ピースワンコ福岡譲渡センターの第一号の保護犬となり、「めんたい」と名付けられました。
柴犬は警戒心が強く、唸ったり咬んだりするという理由で遺棄されることが絶えません。全国的にも殺処分対象になっていることが多い犬種です。
ピースワンコ プロジェクトリーダーの安倍誠や福岡譲渡センターの本川店長たちに保護された「めんたい」は、咬傷犬に見えないくらい甘えてくれ、譲渡センターへ移動する際のクレートにも、自分から入ってくれました。
「柴犬は一度信頼した人にはとても忠実です。柴好きな人や、柴と暮らしている人、「めんたい」を理解してくれる人に繋げて、幸せになってもらいたい」
安倍はそう語ります。
九州の殺処分数は500頭以上。全国の犬の殺処分数は2434頭なので、全体の約2割を占めている状況です。私たちは福岡譲渡センターを拠点に、九州の殺処分ゼロも実現したいと思っています。「めんたい」と私たちの活動の様子、ぜひ動画からご覧ください。
⇒ ピースワンコTV(5分49秒)