推定12歳の「レジェンド」
ピースワンコのオレンジ犬舎で暮らしているワンコの中に、12歳のおじいちゃん犬「レジェンド」がいます。「レジェンド」は2020年9月8日、推定8歳の時に保護されてピースワンコへやってきました。高齢で心臓病や気管支炎などの持病があるため、「ワンだふるファミリー」で皆さまに支えて頂いています。
毎日の投薬とバイタル検査
「レジェンド」は毎日の投薬と、バイタル検査が欠かせません。検査は、体温測定から始まります。体温計を肛門から入れて計測するので、違和感を軽減するためにキシロカインゼリーという表面麻酔剤を使います。
次に、血中の酸素濃度を調べるために、パルスオキシメーターという機器を使用してSpO2という値を測定します。機器につないだクリップを上唇につけるとき「レジェンド」は嫌がりますが、血中の酸素濃度が低い時はすぐ酸素吸入をしなければなりません。スタッフは「レジェンド」に優しく声をかけて撫でながら、検査を頑張ってもらっています。
検査はさらに、心電図測定、血圧測定と続いていき、1日分の全検査が終わりました。「レジェンド」の少しの変化も見逃さないように、スタッフは「レジェンド」と一緒に毎日、この検査を繰り返しています。
「レジェンド」が少しでも快適に過ごせるように
寝たきりになって同じ姿勢が続くと、身体が汚れたり床ずれができやすいので、スタッフは寝ている態勢を変えてあげたり車椅子に乗せたり、定期的にシャンプーやトリミングも行っています。
「一頭一頭にできることはすごく少ないと思うけれど、この一瞬一瞬が幸せだなって感じてもらえたらいいなと思ってお世話をしています」
「苦しい病気と闘っているので、いつまで生きていられるかわからないけれど、穏やかにずっと元気で過ごしてくれたらいいなと思います」
スタッフは「レジェンド」を撫でながらそう語ってくれました。「レジェンド」が笑顔で暮らせるのは、皆さまのご支援と、限りない愛と真心のお陰です。本当にどうもありがとうございます。「レジェンド」の様子、ぜひ動画からご覧ください。
⇒ ピースワンコTV(7分7秒)
※ピースワンコは、皆さまからのご寄付だけで活動しています。一頭一頭に寄り添ったお世話ができるのも、皆さまのご支援のお陰です。ワンコの命を守る活動を続けていくために、ご支援をよろしくお願いいたします。
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