2024年10月8日、広島県からの要請を受けて、動物愛護センターから行き場のないワンコたちを助け出しました。野犬の子や、病気や怪我をしている子、老犬や野犬の子犬たちがいました。その中に、肋骨が見えるほどガリガリに痩せていて、全身の毛を刈られている白いワンコがいました。
動物愛護センターで一定期間、飼い主を探しましたが見つからなかったそうです。ご飯を食べさせてもらえず、虐待のような環境だったのかもしれません。人が近寄ると身を守ろうとして、ずっと威嚇して吠え続けていました。
あまりに痩せていたため、動物愛護センターの職員さんは少しでも太らせようと、オヤツをあげながらお世話してくれていました。ピースワンコ・ジャパン プロジェクトリーダーの安倍 誠が犬舎に入ると、とても怖がって吠えて威嚇していましたが、怖くないと分かったのかすぐにおとなしくなりました。職員さんからだけでなく、安倍の手からもオヤツを食べることが出来ました。
「この子は人間が大好きになってくれそう。初めはすごく怖がっていたけれど、すぐに懐いてくれる。すごくいい子。次は最後まで、幸せにしてくれる人に繋げたい」安倍は、ワンコにオヤツをあげながら、優しい口調で語りました。
ガリガリのワンコは、ピースワンコに保護されて「ダダ」と名付けられました。推定5歳の男の子です。ドライフードは消化できずに吐いてしまうので、朝夕2回、ふやかしたフ―ドとミルクを食べさせながら、お世話をしています。ようやく最近、少しふっくらしてお肉が付いてきました。幸せな第2の犬生を送れるように、大切にお世話を続けます。「ダダ」の引き出しの様子、ぜひ動画からご覧ください。
⇒ ピースワンコTV(8分3秒)
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