ピースワンコから卒業していったワンコは、現在4600頭以上にのぼります。卒業犬はどの子もみな、保護された当時の不安そうな表情から、穏やかで幸せそうな表情に変わり、まるで別人のようです。2023年11月に世田谷譲渡センターから卒業した「たらお」も、そんな幸せを手に入れたワンコの一頭です。
家族と一緒に幸せに暮らしている「たらお」と里親さまのエピソードをご紹介します。
●「たらお」くん
・推定誕生日 :2022/1/23
・保護された日:2022/08/23
・卒業した日 :2023/11/19
・卒業した譲渡センター:世田谷譲渡センター @pwj_setagaya
家族に迎えようと思ったきっかけ
「次に犬を飼うとしたら保護犬を飼いたいね」と家族で話していました。でもその時は、16歳の先住犬チワワと暮らしていたため、まだまだ先の話だと思いながら、ピースワンコ・ジャパンさんや他団体さんのホームページで沢山の家族募集中のワンコを眺める日々でした。
暫くたったあるとき、家から近いところで譲渡会をしていることを知り、更にはかわいいと思ってホームページを見ていた「たらお」が参加するとのことで、家族で見に行こう!と出かけました。そうしたら、初めて会った「たらお」が可愛くて、家族全員ビビビときてしまいました。先住犬との相性さえ大丈夫なら2頭で暮らせるのじゃない?と家族で話し合い、面会を申し込みました。
お迎えして大変だったこと
保護犬を飼った経験が無いため、繊細でビビりの「たらお」との距離の取り方の加減がわからず戸惑いました。
お迎えした当初は、なかなかウンチをしない、おやつを手から食べない等ちょっとしたことでもピースワンコスタッフの方に相談してばかりでした。
スタッフのみなさんは、心配事や困った事があるとすぐに相談に乗って下さり、それがとても心強く、そのお陰で私たち家族は不安な気持ちにならずにこれまで「たらお」と暮らしてこれたと思います。
譲渡後も温かくフォローして下さるので、本当に有り難かったです。
お迎えして良かったこと
「たらお」はいつも可愛い笑顔!家族みんなの心を癒してくれ、家族みんなの運動不足も解消してくれました。一緒にいるとこちらも笑顔になってしまいます。
「たらお」が家族になってから、以前よりもっと家族の笑顔が増えました。
本当に可愛く、かけがえの無い家族の一員です。
これから保護犬を迎えようと思っている方へ
保護犬を迎えることはわからないことばかりで不安に思われるかもしれません。
ピースワンコ・ジャパンのスタッフの方々は、譲渡後もしっかりフォローして下さるので、不安なことや困ったことがあっても相談しながらきっとワンコとより良い関係を築いていかれると思います。
もし保護犬に興味がある方がいらしたら、ピースワンコ・ジャパンさんのワンコたちを見に行かれることをおススメします。
世田谷譲渡センター スタッフからのメッセージ
センター時代の「たらお」は年齢の若さゆえに、初めましての時は緊張するタイプのワンコでした。里親さんが会いに来てくださった時も積極的に近づくことができない「たらお」でしたが、「そのままでいいんだよ」「ゆっくり仲良くなれたらいいね」と仰ってくださり、優しく包んでくださるご家族の雰囲気を感じて、本当に嬉しく、心強く思ったことを今でも鮮明に覚えています。
卒業後の近況報告でお送りいただく写真を見ていると、「たらお」の表情がどんどん優しくなっていて、ご家族の皆さまに愛情たっぷり注いでいただいているのがよくわかります。写真を拝見するたびに、スタッフみんなでほっこりしています。これからもご家族にたくさん甘えて楽しく幸せに過ごせます様に!(世田谷譲渡センター スタッフ一同)
※ピースワンコは、皆さまからのご寄付だけで活動しています。一頭一頭に寄り添ったお世話ができるのも、皆さまのご支援のお陰です。ワンコの命を守る活動を続けていくために、ご支援をよろしくお願いいたします。