【保護活動】動物愛護センターからの引き出し(12月24日)

12月24日も広島県内の行政施設から、たくさんの行き場がないワンコたちを助け出しました。動物愛護センターの職員さんも頑張ってくださいましたが、行き場が見つかりませでした。

震えながら身を寄せ合って固まっている、野犬の兄弟たち7頭もいました。怖すぎて失禁してしまった子もいました。

全国的に殺処分が多い地域では、このような野犬が殺処分になっています。
悲しいことに親子や兄弟まとめて殺処分になっています。

平和な日本の見えないところで、行われている殺処分。本当に残酷です。
今も殺処分に怯えるワンコが日本全国にたくさんいます。

安易に殺処分を行うことは間違っています。野犬にも幸せに生きる権利があります。

野犬は怖がりですが、繊細で優しい性格で純粋です。愛情を与えれば必ず人に懐きます。家族として暮らせます。

今日保護したワンコたち全員、ピースワンコで最善の医療処置とたくさんの愛情をこめて大切にお世話をします。

みんな、これからは、幸せにつつまれた犬生がまっているからね。
人と犬がともに幸せに暮らせる未来をつくるために、ピースワンコはこれからも活動を続けます。野犬にも生きる権利を。
(ピースワンコ・ジャパン プロジェクトリーダー 安倍誠)

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