【保護活動】動物愛護センターからの引き出し(3月11日)

2025年3月11日も広島県の要請を受けて、行き場のないワンコを救い出しました。

くくり罠にかかって怪我をしている子、皮膚病で毛が抜けている子、人が怖くて震えたり吠えたりしている野犬の子。

飼い主に捨てられたと思われる両目が見えない高齢犬や、体調が悪そうな柴犬のおばあちゃん犬もいました。

高齢で病気になると、労力や医療費などのお金がかかるため、医療措置もされないまま捨てられる子がいます。大切な家族の一員だったはずなのに…。

どの子も不安そうな表情をしていました。両目が見えない高齢犬はずっと唸っていました。人が怖くて震えながら脱糞してしまう野犬の子もいました。

「大丈夫だよ、大丈夫だよ」と優しく声をかけて撫でていると、どの子も落ち着いてくれました。

みんな優しい性格のワンコたちばかり。愛情を注いだら必ず応えてくれます。気持ちは必ず伝わります。

どの子もきっと人を愛するようになって、家族の中で幸せに暮らせると思います。

みんな、家族の愛に包まれる未来が待っているからね。それぞれが幸せな犬生を歩めますように。(ピースワンコ・ジャパン プロジェクトリーダー 安倍誠)

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