東京あきる野に卒業犬150頭が大集合!「卒業犬同窓会」開催

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2025年11月8日(土)、神石高原シェルターでの「卒業犬同窓会」に続いて東京あきる野市で、あきる野譲渡センターをはじめ湘南・世田谷・西東京・浜松の譲渡センター合同で、ピースワンコの「卒業犬同窓会」を開催しました。

当日は、150頭のワンコと里親さまご家族が集まってくださり、ピースワンコ・ジャパン プロジェクトリーダーの安倍誠も広島県の神石高原シェルターから駆けつけ、ワンコとヒトの笑顔溢れる一日となりました。

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チャリティーグッズや犬用おやつなどの物品販売やキッチンカーなどの出店もある会場内では、懐かしい再会を喜び合う里親さまやスタッフの姿、そして、ピースワンコで過ごした仲間の匂いを嗅いで挨拶したり、じゃれたりしている卒業犬同士の楽しそうな姿があちこちで見られました。

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「この子を家族に迎えてから毎日が楽しくなりました」
「この子が来てくれてから、家族の間で喧嘩がなくなりました」
などなど、里親さまからはたくさんの嬉しいお声もお聞かせいただきました。

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毎年恒例の「うちの子自慢」や「ピンポン玉運び」のゲームにも多くの里親さまが愛犬と一緒にご参加くださり、和やかな笑い声が響きました。参加者には湘南譲渡センターが入っているGREEN DOG & CAT様からご提供いただいた、オヤツセットなどの賞品をお渡しして喜んでいただけました。

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ピンポン玉を落とさないように走る、里親さまと卒業犬

先住犬と一緒にご参加くださったワンコや、里親さまに大切にお世話をして頂いているのが分かるほど長毛が風になびいて輝いているワンコなど、どの子も卒業前とは別人のように、自信に満ちた幸せそうな表情をしていました。

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幸せそうに里親さまと一緒にいる卒業犬たちは、元野犬や、ケガや病気など様々な理由で飼い主から捨てられた子など、どの子も殺処分予定だったワンコたちです。

特に、野犬は人に馴れない、懐かない、家族と暮らせない、そんな偏見がいまだに残っていますが、人に馴れないワンコはいません。どんな子も、愛情を込めてお世話をすれば人を好きになってくれ、かけがえのない大切な家族となってくれます。

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保護犬に関心がある方たちをはじめ、野犬に偏見を持っている方にぜひ、同窓会に参加してくださった里親さまと卒業犬たちの幸せな関係を知っていただきたいと思います。

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卒業犬同窓会にご参加くださったワンコと里親さまの笑顔に触れながら、ピースワンコの活動はワンコだけでなく、ヒトの人生をも豊かに幸せにする活動であることをスタッフ一同、改めて体感しました。

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同窓会にご参加くださった皆さま、本当にどうもありがとうございました。
同窓会にご参加叶わなかった皆さま、また来年、ぜひお会いできたら嬉しいです。

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里親さま、ご家族の一員に迎えてくださったワンコたちを、これからも末永く、何卒よろしくお願いいたします。

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