ワンコたちからの近況報告:2016年02月19日金曜日

皆さんこんばんは。突然ですが、221日に広島マリーナホップで譲渡会を開催します!広島譲渡センターもここマリーナホップに拠点を置いていますが、今回は神石高原町からもワンコを連れてきての譲渡会です。今回は、年末保護組のワンコ達が主に参加します!もちろん可愛い子犬たちもたくさん遊びに行く予定です。みんなとっても人懐っこい子ばかりです。更にこの譲渡会は定期的にこれからも開催していく予定です。ピースワンコだけでなく、同じ志を持った他団体様も多数お呼びしての譲渡会です。ワンコだけでなく、ニャンコもいますよ!譲渡されるだけでなく、これをきっかけに殺処分の現状やペットショップではなく保護犬・猫を選ぶという新しい選択を知ってもらえたらと思っております。是非皆さんワンコたちに会いに来てください。さて、今週は14頭のワンコからの近状報告をお届けします。最後までお読み下さい。
ドルーピーより「バレンタイン」
パパ、ママこんにちは!2月と言えば節分d、それとバレンタインだったね!僕のパパ達はチョコをもらったのかな?僕も立派な男子だからたっくさんのプレゼントを期待していたんだけど、どの女の子たちもバレンタインってなぁに?って顔をしてオヤツをおねだりして自分たちだけで食べていたよ・・・(;_;)ピースワンコにいる女の子ワンコはみんな気が強い子ばかりなんだ。僕たち男は逆らえないんだよ。もしかして、人間の世界でも同じなのかな?なんてね。こうなったら来年に期待するしかないかなぁ・・・。ちなみにワンコにチョコは与えちゃだめだからね!あ、ママからのバレンタインはいつでも受け入れているよ!チョコは食べれないけど美味しいオヤツを期待してる!


ギンより「とびっきりの一枚」
家族のみんな~!大寒波がきて全国的に寒かったが大丈夫だったかい?俺が住んでいる神石では雪がたくさん降ったぜ。スタッフも服を何枚も重ねて雪だるまのようになっていたぜ。俺の自慢のシルバー色のもふ毛も雪で光り輝いていたんだ。スタッフの前では強がって寒がっているところは見せなかったが、さすがの俺も少し寒かったぜ・・・。スタッフには秘密にしておいてくれよな。今日は、家族のみんなにとびっきりの写真を見せてあげるぜ!この写真は、俺が普段トレーニングをしているグラウンドなんだがすごく綺麗だったんだ!ここは暖かい時はイノシシってやつが餌を探しに芝生を荒らしにくるんだってさ。ぜひ家族のみんなにも、この風景を見にきてほしいな~。ただ、冬仕様の車にしてないと危ないから来てはだめだぜ。どうやら雪でハンドルが持っていかれるらしい・・・。車って危ないな。


はるばあより「春は遠いのぅ」
みんな元気かのう?はるばあじゃ。ぬくい日が続きょーたけえ、このまま春になるんかの?春になったらええのうってスタッフと話しよったんじゃけど、やっぱりまだまだ冬じゃったわ。外は雪が積もって真っ白じゃし、そこらじゅう凍っとったわ・・・。そんなときはあれじゃ、前も書いたがやっぱり散歩は必要最低限に限るわ。トイレをしたら、体をひゅっと反転させて帰るでってスタッフにアピールじゃ。スタッフが引っ張ったってわしは動かんよ。いくらぬくい服を着せて貰うてもわしゃあさっさと帰るけんね。風邪引いてもいけんしな。早よ帰っておやつを食べて寝たほうが、雪が積もった日はええわ。またぬくい日にまとめて運動はするけえね。ではまたな。


すみれより「小さすぎるベッド」
こんばんは、すみれだよ。いつかのブログで、スタッフさんの家にあるベッドは小さすぎるけど、施設には私ぴったりのベッドがあるのよ~っていうお話をしたと思うんだけど、みんな覚えているかしら?でもね、私ってばやっぱり自分の体より小さいベッドが好きみたい。またまた寝ているところを撮られちゃったんだけど、この時はばっちりカメラ目線ができたわ。写真撮影も慣れたもんよ。もっと広いベッドもあるんだけど、私は体がぴったりのこのベッドがお気に入りなの。本当は私よりもうんと小さいワンコに向けて置いてくれたみたいなんだけど、私は占拠中よ。最後に・・・ファミリーさん気づいたかしら?服を着ているの!似合っているでしょ?今度ファッションショーでもしようと思うから楽しみにしていてね!


さつきより「姉妹でまったりタイム」
家族のみなさんこんばんは、さつきです。今回はお散歩練習報告会はお休みして、あやめとまったり日向ぼっこをしている写真よ!あやめと私、たまたま同じポーズでくつろいでいたの。やっぱり私たちって姉妹なのね。こっそり友達のなつきちゃんも写っているわね。この屋根の下の細長いスペースはオレンジ犬舎のドッグランの中でも人気スポットで、みんなよくここでお昼寝しているのよ。雨の日は雨宿りも兼ねているの。スペースがちょっと細長いからみんな1列に並んでいて、その様子がとってもかわいいらしいの。あるスタッフさんはいつも癒されているみたい。さぁ、スタッフさんが美味しそうなおやつを持って私の名前を呼んでいるから、そろそろお散歩練習始めようかしら!


サブより「野生の血がウズウズ」
ファミリーのみんな、こんばんは!大寒波も落ち着いて、少し暖かくなってきたのぉ。ここ2.3日の神石は暖か過ぎて、冬が終わって春が来たんじゃないかって勘違いしちゃうぐらいだったんじゃ!なんだか空気も春っぽーい匂いがしとっての・・・。ホンマに今年の神石の天気はおかしい!!オトンやオカンの住んどる所はそんなことはないかい?まぁ、この前は沖縄でも雪が降ったぐらいじゃけん、それに比べたらまだまだましなんかのぉ。さてさて、最近疎かになってしまってた、サブのお散歩ブログ!!今回はちゃんと更新するよ!えーっと、前回は未開の地への入り口前で終わってたんじゃったかのー・・・ちゃんと書かんからわからんくなってしもうとる・・・。未開の地の入口を入ってみるとな、それはそれは綺麗な森じゃったんじゃ。久しぶりに森に入ると、野生で生きていた頃の血が騒ぎだしてしまってな!思わず走り出してしまったんじゃ。写真はそんな躍動感あふれるワシの疾走シーンじゃな!カッコイイじゃろ!!
  

  
ポチより「占い始めました」
ファミリーのみなさん、こんばんは。この前のブログで春が来そうだっ!みたいな事を書いたから、ここ2日間ぐらいは本当に春が来そうなくらい暖かかったんだ。本当にビックリしちゃったよね、ポチってもしかしたら予知能力があるのかもしれない!!ポチママ占い師って名前で売り出してみようかな。犬専門だけどね。って冗談はさておき。この前の寒波から雪も解け、ドッグラン・里親希望のお客様も足を運びやすくなって、最近は本当に調子がいいと言っていいほど保護犬たちに里親さんからのお声がかかっています。この調子で素晴らしい家族と巡り合える保護犬が増えるといいな。ピースワンコでは今、約230頭の保護犬たちが新しいファミリーを待っています。みんな会いに来てよ!


星より「突然の冬」
家族のみんなこんばんは。ピースワンコいち可愛い柴犬星だよ。この前、とっても強い風が吹いていたからこんな時期に台風が来たのかと思ったんだけど、どうやら春一番っていう現象なんだってね。この春一番が吹くと春が近付いてきている証拠なんだって!ずっと寒かった神石高原町も気温が10度を超して一日中外でもいいくらい気持ちの良い天気だったよ。これで神石高原町にも春が来た~と喜んでいたら、なんと次の日は雪が降ったんだ・・・。暖かい日が続いていたから、もう寒さとはおさらばだと思って油断していたからびっくりだよ~。雪が積もるとかき分けて走り回るのが楽しいから好きだけど、積もらない雪は寒いだけだからオイラは嫌だなあ。一気に寒くなったせいか、オイラの友達で体調を崩しちゃう子がいたけど、みんなは大丈夫かな?早く春が来ないかなあ~。


コゲより「粋なプレゼント」
パパ、ママこんにちは、コゲです。今日は、パパとママに是非とも見せたいものがあるんだ。みてこれ!なんとあじの干物の寄付があったんだ。段ボールいっぱいに干物が入っていてスタッフさんはとってもびっくりしたみたい。たくさんあるから最近はごはんと一緒にお皿に盛りつけてくれるんだ!丸々一本は塩分が多すぎるから半分くらいに切ってもらっているよ。たくさんあったんだけど、第二犬舎のみんなと第二犬舎の分は1日で食べきっちゃった。お魚のカルシウムのおかげでみんな強い骨になれるかな?ちなみにこの干物を寄付してくれた方は、以前にも猪の肉を送ってきてくれたんだ。凄いワイルドだよね。それもとっても美味しかったよ。魚パワーでスタッフさんへの突進ももっと威力が増したかな?



白龍より「毎日の日課」
竜じゃ。いやーまた寒うなってしもうたのー。ついこの間までぬくかったけえ、わしゃあ日向ぼっこしながら寝るんが楽しみじゃったのに・・・。まあこの時期にあんなにぬくいゆーんがおかしかったんじゃろーけどな・・・。ポカポカの日向ぼっこはしばらくおあずけじゃが、日課の外にでて景色を見たりドッグランで遊んでいる仲間たちを見たりスタッフの観察はしよーるで。寒いけぇ写真みたいに毛布引いて底冷えせんようにしとるんよ。あまりにもじっと大人しくしているから、遊びに来ていたお客さんに置物じゃないですよねなんて言われてもーたわ。わしの白い毛と同じように、一面真っ白で、スタッフは寒い寒いいいながら、雪かきしよーたわ。まあわしは優雅に見物じゃな。スタッフたちよ、雪かきもええがわしのおやつはまだかの?ではまたな。


チビより「父さんの旅立ち」
家族のみんなこんにちは。以前僕の父さんの話をしたと思うんだけど、みんな覚えているかな?その父さんがついにピースワンコを卒業したんだって!父さんは一回ここを卒業したんだけど、色々あってまたここに戻って来ちゃったんだ。でも、すぐにまた父さんのことを家族に迎え入れたいって言ってくれた里親さんがいたんだ。その里親さんは大家族で皆が父さんが来るのを楽しみに待っていたらしいんだ。僕たちも元々は大家族で、父さんの新しい家族も大家族。なんだか不思議な縁だよね。僕の自慢の父さん、今度こそきっと幸せになれると思うんだ!だってこんなにも父さんが里親さんと一緒で幸せそうな顔をして映っているんだもの。ちなみに今、父さんが卒業した広島譲渡センターでは、僕の弟のかえでが新しい家族を探しているよ。少し人見知りな奴だけど、本当は触ってもらうのが大好きなんだ。是非、みんなかえでに会いに行ってやってよ!僕もかえでに負けない様にもうちょっとお散歩の練習を積まないとね。

ジョニーより「俺とブルック」
こんにちは。ジョニーだよ。家族の皆にも突然の訃報は届いていると思う。同じファミリーのブルックが旅立った。実はな、ブルックはピースワンコに保護される前、俺と同じ愛護センターで一緒に収容されていたんだ。ブルックは俺より先にピースワンコに保護され、俺は迷子として収容されていたが結局、処分の期限がやって来て、ブルックが保護されてから1か月半後にピースワンコから保護された。ブルックもずっといろんな困難と闘ってきた。家族に捨てられ、愛護センターで処分されかけ、そして保護されたと思ったら大きな病に侵され・・・。俺なんかよりずっと大変な状況だったブルックも精一杯生きていたから、俺も頑張ろうって思えたんだよ。人生はいつ何が起こるか本当にわからないな。ブルックに伝えておけばよかったっていう思いはたくさんある。家族の皆も胸にある想いは言葉にして大切な人に伝えていってほしいな。後悔しないように・・・。俺も大切な家族の皆に心から伝えるよ。俺の家族になってくれてありがとう。そしてブルック、今まで本当にありがとう。ブルックの事、一生忘れないからね

エルより「若者には負けんぞ」
家族の皆さん、こんにちは。エルばぁじゃ。皆元気にしているかい?ここピースワンコは冬はとっても寒いけど居心地がいいねぇ。わしらワンコの体調を考えて、毎日食べるご飯はなるべく添加物の入ってないフードを選んでくれているからねぇ。今日も残さず平らげたわさ。ここにいればギネス記録に載るのも時間の問題かねぇ。わたしゃ、まだまだ元気いっぱいだからねぇ。まだまだ若いやつらにゃ負けてられん。今日も雨が降っていたんじゃが、雨に濡れるの嫌だから外出たくないよ~って一緒に暮らしているひよっこが情けないことを言っていたわ。わたしゃ、雨だろうが雪だろうが雷だろうが関係ないねぇ。トイレをしたい時はちゃんと外に出る。自分の寝床は汚さない。凄いじゃろ?それじゃあ家族の皆さんも、元気で好き嫌いをせず栄養とってしっかりと健康でいるんだよ。


ブルックより「ありがとう」
今日は寒い朝だったけど、お日様が輝いていて、僕が寝ている部屋からも青空が見えたんだよ。早朝に台湾で大きな地震があって、ピースワンコのスタッフたちは慌ただしく動いていたけれど、僕はいつも通り、朝ごはんを食べて、お昼ごはんも食べて、ベッドで気持ちよく休んでいたんだ。午後4時頃、ふと目が覚めて大きく伸びをしたら、ふわ~って体が宙に浮いて・・・
気が付くとピースワンコの施設を空の上から眺めていたんだ。「みんな、ドッグランで元気で走っているなぁ。僕も思いっきり走ろう!」
そう思って空の先を見ると、大きな虹の橋があって、僕は橋を渡ったんだ。
201464日、僕は広島県動物愛護センターからピースワンコへやってきたんだ。その頃の僕はまだまだ元気いっぱいで、仲間たちと走り回っていたんだ。
愛護センターの冷たい床と違って、ピースワンコに来てからは毛布が敷かれた暖かい部屋でゆっくり休めるし、毎日おいしいごはんも食べられて、とっても幸せだった。天気のいい日は広いド
ッグランで思いっきり走れたし、草の上でひなたぼっこもたくさんしたよ。ここにはたくさんの友達がいて毎日が本当に楽しかった。最後は寝たきりになってしまって毎日大変だったけど、
ピースワンコのスタッフはお鍋でお肉をぐつぐつ煮込んでご飯を手作りしてくれたり、僕のゆっくりなペースに合わせてトイレや散歩の介助もしてくれたりして、とても頼りになったよ。そして、僕にはたくさんの家族がいつも支えてくれていたから、とっても心強かったんだ。大好きなオヤツを送ってくれたりお手紙を書いてくれたりして、本当に嬉しかった。
ワンだふるファミリーのみなさん、短い間だったけど僕の家族になってくれてありがとう!本当は淋しがり屋だったから、たくさんの家族ができて嬉しかったよ。お別れだけど、さようならは言わないよ。僕はこの神石高原の空で走り回って、ママやパパのこと、仲間たちのことを、空から見守っているからね。今まで、本当に本当にありがとう。


突然の訃報で申し訳ありません。去る26日、ファミリーとしてご支援いただいていた「ブルック」が永眠いたしました。本来ならば早急にお知らせを申し上げるべきところ、ご通知が遅れましたことを深くお詫び申し上げます。ブルックは、愛護センターで殺処分寸前だったところを、ピースワンコ・ジャパンが保護しました。人懐っこい性格から迷子とみられ、家を探して歩き回ったのか保護当時はひどく痩せ、おしりは脱肛していました。また、当時から心雑音があり治療を行ってきました。そんな中、昨年11月初めに大きく体調を崩し、ほぼ寝たきりの状態になりました。そこで、スタッフの話し合いの結果、遠距離の病院通いで身体に負担をかけるよりもここで出来る範囲の治療に専念することになり、工夫した食事や排せつ・寝返りの介助など出来る限りの介護をしてきました。ブルックも、寝たきりながら食欲を維持し、生きる気力を失わず、最後まで頑張ってくれました。今月6日、お昼までは食事をとり、いつも通りのブルックだったのですが、午後4時頃、静かに息を引き取りました。これまでの皆さまの温かいご支援に感謝申し上げます。ブルックのように人懐っこい性格ながらも体調を崩し、動物愛護センターで殺処分対象となってしまったワンコでも、小さな命が殺処分という方法で失われることのないよう、ピースワンコ・ジャパンは今後も、支援して下さる皆さまと共に、活動を続けてまいります。

次回の更新は226日(金)です。

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