保護した時から病気が…。12歳の「甘栗」

オレンジ犬舎で暮らす「甘栗」は推定12歳。2023年10月10日にピースワンコに保護された柴犬風のおじいちゃんワンコです。保護した時から心臓病やフィラリア症を抱えており、日々の投薬が欠かせませんが、食欲旺盛でお散歩も大好き。同室のワンコに仲良く寄り添って眠るほど、ワンコにも優しい子です。

2025年1月頃から体調を崩し、熱が下がらず、食欲も徐々に落ちてきて、自力で歩くことができなくなってしまいました。

心臓病と腎臓への負担もできるだけ少なくするために、「甘栗」のご飯は、ふやかしたフードに便通をよくするサプリと腎臓サポートのサプリを混ぜて、お団子状にして一口ずつ食べさせています。食欲がなくなった「甘栗」が一口でも多くご飯を食べてくれるように、低リン・低ナトリウムの犬用の腎臓サポートの補助食品を取り入れるなど、工夫しながら食事のお世話をしています。

「甘栗」はお散歩も大好きでしたが、心臓病のワンコにとってはお散歩も負担になってしまいます。できるだけ「甘栗」に負担がかからないように、補助ベルトを使いながら、短めにお散歩をさせています。

体調が良い時は、いまも楽しそうにお散歩する「甘栗」。これからも「甘栗」が大好きなお散歩ができるように、いつかまた自力で歩くことができるように、大切にお世話を続けます。病気と闘いながら一生懸命に生きている「甘栗」の様子、ぜひ動画からご覧ください。

ピースワンコTV(7分18秒)

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