【ワンだふるLIFE】一緒に暮らすために選んだこと。触られるのが苦手だった「ラムネ」の物語

ピースワンコから卒業していったワンコは、5300頭以上にのぼります。家族ができたワンコたちは、どの子もみな、まるで別人のように穏やかで幸せそうな表情に変わります。岡山譲渡センターから卒業した「ラムネ」も、そんな幸せを手に入れたワンコの1頭です。

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先代の愛犬が虹の橋を渡り、心にぽっかり穴が空いていたときに岡山譲渡センターのInstagramから「ラムネ」を見つけてくださった里親さま。「ラムネ」と暮らすためにご実家を出て一人暮らしを始めた里親さまと、触られることが苦手だったけれど、今ではすんなり里親さまに抱っこされるようになった「ラムネ」のエピソードをご紹介します。

●「ラムネ」ちゃん(旧名:同じ、愛称「ラムちゃん」)
・推定誕生日:2016/05/19
・引出日 :2016/07/19
・卒業日 :2024/06/06
・卒業場所 :岡山譲渡センター @pwj_okayama

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家族に迎えようと思ったきっかけ

愛犬が虹の橋を渡り、心にぽっかり穴が空いていた中、ずっと気になっていた保護犬のことを調べて、岡山譲渡センターのInstagramを見つけました。

ご家族募集中のラムちゃんの写真を見て「可愛い!!!」と一目惚れして、見学の申込みをすると、すぐにスタッフさんからご連絡をいただきました。

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実際に会ったラムちゃんは、小柄で垂れ耳の美人さんで、写真のとおり、とっても可愛いワンコでした。

自宅へ戻り、両親に家族に迎えたい保護犬がいることを話すと、「愛犬とのお別れを経験して、もうこんな悲しい思いはしたくないから…。」と反対されました。

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私はボランティアとして関わりながら、誰かラムちゃんを幸せにしてくれるご家族のところへ譲渡される方がいいのかも…と、何度も諦めようとしましたが、撫でられることでさえ、苦手なラムちゃんと接していくうちに、どんどん愛おしくなり、この子の成長を見続けたいと思うようになりました。

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けれど、どうしても諦めることができず、両親と話し合った結果、私が実家を出て、アパートに引っ越し、ラムちゃんを家族に迎えることにしました。

お迎えしてよかったこと

小さな成長を見守れて幸せです!
撫でられること、特に脚先を触られることがとっても苦手なラムちゃんですが、今ではお散歩の前後に肉球のケアができるようになりました!
私だけでなく、両親から撫でてもらえるようになったり、お散歩中にお会いする初めましての方からも手からおやつを食べられるようになりました^^
また、いろいろなタイプの服を着られるようになって、おしゃれを楽しんでいます♩

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スタッフさんからは、「ずっとのおうちに行っても、最初はなかなかケージから出てこないので、気長に待ってあげてくださいね。」と聞いていましたが、最初からほとんどケージに入りませんでした。笑
むしろ、私の後ろをちょこちょこついてきて、じーっと見つめてきました。

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そのおかげで、毎日楽しい日々を過ごしています!
可愛い仕草も、ルンルンで歩くお散歩も、ぎこちないお手やおかわりも、楽しい姿だけでなく、苦手なことを頑張ってくれる姿までも、すべてが愛おしいです。

今では、定期的に実家へ帰り、両親もたくさん可愛がってくれて、家族みんな笑顔いっぱいになりました!
ラムちゃんにとって、実家付近のお散歩コースで、たくさんのお友だちワンコと会えることや実家の居心地がいいみたいで、なかなかアパートへ帰りたがりません。笑

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ラムちゃんのおかげで、今までになかったご縁で犬友さんが増えたり、ピースワンコ卒業犬の里親さんとも、たくさん繋がりを持てるようになって、新しいコミュニティが広がりました!

ちょっとずつ遠出や旅行に行けるようになってきて、神石での保護犬お茶会やピースワンコ卒業犬同窓会に参加したり、家族全員で保護犬ライフを楽しんでいます!
たくさんの経験が自信となり、ラムちゃんが少しずつ心を開いてくれているのが分かるようになりました。

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お迎えして大変だったこと

基本的には手がかかることのない、本当にお利口さんなワンコです。
あえて言うなら、モノをかじってしまう癖があるので、いろいろ破壊されました。笑
(トイレシート、リード、ベッド、服、おもちゃ、ぬいぐるみ、など。)

譲渡センターに在籍中はご飯やおやつを食べること、お散歩が大好きだと聞いていたのですが、お迎え当初は、環境の変化からご飯を食べなかったり、お散歩から帰りたがらず、道路に座り込んでしまうことがありました。

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困ったときには、スタッフさんに相談してアドバイスをいただいたり、里帰りをして譲渡センターのワンコと会って、お散歩に行ったり、みんなと遊んだりすると、食べムラもお散歩中の帰宅拒否も落ち着きました。

ラムちゃんにとって、私のことを「楽しい場所に連れて行ってくれる人」というイメージを持ってもらうことも、いい方向へ進んだ理由のひとつかもしれません。

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これから保護犬を迎えようと思っている人へのメッセージ

保護犬は臆病で怖がりな子が多くて、人に懐かないイメージを強く持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
たしかに、最初は関わり方に悩むことがあるかもしれませんが、その子のペースでゆっくり寄り添うと、ほんの小さな一歩ではありますが、確実に心を開いてくれて、コミュニケーションを取ることができます!
そして、人の気持ちを汲み取ることに長けているので、すごく賢いです!

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それでも最初は、なかなか意思疎通ができないことが多いかもしれませんが、悩んだときにすぐ相談できる譲渡センターのスタッフさん、プライベートで繋がった里親さん、みなさんが親身になってアドバイスをくださるので、仲間が多い安心感と心強さがあります。
保護犬のことがちょっとでも気になる方は、お近くの譲渡センターへ足を運んでみてください♩お気軽に行ける譲渡会やイベント、ボランティアで保護犬と関わることもできます。

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ワンコにとって苦手だったことができるようになったときの達成感や感動は、保護犬ならではの喜びだと思います。
小さな成長を見つけて、積み重ねていけば、立派な家庭犬になれますよ♩
ワンコもヒトも一緒に幸せになれると信じています。

素敵なご縁を待っている子が多いので、ワンコをお迎えするときには、ぜひ保護犬を選択肢のひとつとして考えてみてください!

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岡山譲渡センター スタッフからのメッセージ

「ラムネ」は、何と言っても食べることが大好き!!
岡山譲渡センターに来た当初はぽっちゃり体型でしたが、とても可愛い子でした。
お散歩もとても上手で、ボランティアさんによく連れて行ってもらっていました。

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けれど「ラムネ」は、触られることや抱っこがとても苦手。人が近づくと逃げ回り、何とか触らせてくれても、体はかちこち。とても怖がっている様子でした。

そんな「ラムネ」に目を留めてくださったのが、現在も岡山譲渡センターのボランティアをしてくださっている里親さまです。

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「ラムネ」との生活は、決して順調なことばかりではなかったと思いますが、里親さまは「ラムネ」に寄り添い、一つひとつ、一緒に乗り越えてくださいました。

先日、岡山譲渡センターに「ラムネ」と遊びにきてくださった際、里親さまにすんなりと抱っこをされている「ラムネ」の姿がありました!!特に苦手だった足拭きや、触られることも少しずつ克服しているそうです。

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里親さまは、苦手なことを苦手なままにせず、「ラムネ」のペースを大切にしながら、少しずつ克服できるように、日々接してくださっています。
ワンコたちの可能性、そして里親さまから学ぶことは本当に多く、私たちスタッフも日々勉強させられます。

「ラムネ」をここまで成長させてくださった里親さまに、感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも、「ラムネ」をどうぞよろしくお願いいたします!成長した「ラムネ」にまた会えるのを、スタッフ一同楽しみにしています♪(岡山譲渡センター スタッフ一同)

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