ピースワンコから卒業していったワンコは、5300頭以上にのぼります。家族ができたワンコたちは、どの子もみな、まるで別人のように穏やかで幸せそうな表情に変わります。浜松譲渡センターから卒業した「スパル」も、そんな幸せを手に入れたワンコの1頭です。

「スパル」を家族に迎えてくださった里親さまは、浜松譲渡センターのボランティアとして「スパル」をお世話してくださっていました。2024年の春、「スパル」が浜松譲渡センターから別の譲渡センターへお引越しする予定だと知って心が揺さぶられたとき、「お迎えしたらどうですか?」というスタッフの一言をきっかけに、自分が思っている以上に「スパル」のことを大好きになっていることに気が付いたそうです。「スパル」と里親さまのエピソードをご紹介します。
●「スパル」くん(旧名:同じ)
・推定誕生日:2016/10/23
・引出日 :2018/10/23
・卒業日 :2025/01/18
・卒業場所 :浜松譲渡センター @pwj_hamamatsu

家族に迎えようと思ったきっかけ
愛犬が相次いで虹の橋へ旅立ち、楽しいことを探していた頃のこと。犬が大好きな知人から「浜松市にピースワンコの譲渡センターができるよ」と教えてもらい、一緒に見学へ行きました。
実際にワンコたちと対面してみると、これまで抱いていた“野犬”の概念が一瞬で崩れ去りました。どの子も優しそうで、けれどどこか寂しそうな瞳をしていて、自然と心が惹きつけられました。その日をきっかけに、浜松譲渡センターでボランティアとして関わるようになりました。

春に仕事を辞めたら小さな女の子をお迎えしよう——、そう考えていた2024年の春。「スパル」が浜松譲渡センターから別の譲渡センターへお引越しする予定だと知り、心が大きく揺さぶられ激震が走りました。
浜松譲渡センターのスタッフさんに「1年間ボランティアを続けてきて、こんなにせつない気持ちになったのは初めてです」と伝えると、「お迎えしたらどうですか?」と、思いがけない言葉が返ってきました。「スパル」は大きな男の子です。少し戸惑いながらも、そのときは「小さい女の子をお迎えしたいの」とスタッフさんに伝えました。

けれど「スパル」との生活を想像し始めたら止まらなくなり、自分が思っている以上に「スパル」のことを大好きになっていることに気が付きました。「スパル」への想いが日に日に強くなっていき、迎えることを決めました。
「スパル」の移動と、私の背中を押してくれたスタッフさんの言葉がなかったら、運命の赤い糸は繋がらなかったと思います。

お迎えしてよかったこと
散歩前の「クォー」と鳴く声で毎日笑いをくれます。そしてたまにスリスリしてくる姿に心も癒されます。
飼い主の健康も維持できてると思いますし、犬友もできて楽しさ倍増です!

お迎えして大変だったこと
本当に手のかからない大人しい子なので少し物足りないくらいで、大変だったことは何もありません。強いて言うなら、家の中で排泄をしてくれないことくらいです。

これから保護犬を迎えようと思っている人へのメッセージ
ワンコに寄り添えば、必ず寄り添い返してくれると思います。
ワンコを撫でれば、幸せホルモンが増すこと間違いなしです!
気になる保護犬と暮らてみたいなと思ったら、その子との楽しい生活を考えてみてください。すこしでも多くの人とワンコが、素敵なご縁に結ばれますように。

浜松譲渡センター スタッフからのメッセージ
「スパル」は、神石高原シェルターにいた頃から、お散歩練習などのお勉強を頑張りながら、何度も譲渡会に参加してきました。けれど、身体が大きく年齢も高めで、抱っこが少し苦手なこともあり、なかなか運命の糸はつながりませんでした。

浜松譲渡センターに移動してからも、お散歩練習を続けながら、新しい家族を探していましたが、すぐに良いご縁に発展することはありませんでした。そんなとき、ボランティアとして「スパル」を見守ってくださっていた方が、家族に迎えてくださることに。

卒業後、里親さまから「スパル」の近況をお聞きしたり、たくさんの写真や動画を見せていただくたびに、幸せに暮らしている様子が伝わってきて、とても嬉しく胸が温かくなります。

「スパル」、優しい家族ができて本当によかったね。たくさん可愛がってもらって、毎日楽しく幸せに暮らしてね。
里親さま、「スパル」を家族に迎えてくださり本当にありがとうございます。これからも最期まで「スパル」のことを、どうぞよろしくお願いいたします。
(浜松譲渡センター スタッフ一同)

※ピースワンコは、皆さまからのご寄付だけで活動しています。一頭一頭に寄り添ったお世話ができるのも、皆さまのご支援のお陰です。ワンコの命を守る活動を続けていくために、ご支援をよろしくお願いいたします。














