注目の記事
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保護犬は明るい日差しの夢を見るか
「誰かの犬」 「小さいときはきっと可愛かったんだろうな」 保護犬を引き取ってしばらくすると、ぼくはついそんなことを口にしてしまう。ソファで丸くなっている愛犬、タロウの頭を撫でながら、あるいは散歩道で楽しそうに草の匂いを嗅 […] -
瀕死。ボロボロの野犬の親子を救う
ピースワンコは今も広島県からの要請を受けて、定期的に県内の動物愛護センターから殺処分予定の犬たちを引き出して保護しています。 ある日、動物愛護センターから引き取る予定のワンコたちの所見がようやく終わったとき、職員さんから […] -
絶体絶命。下顎がない母犬と生まれたばかりの子犬の引き出し
5月8日、徳島県動物愛護管理センターから緊急引き出しの要請が入り、ピースワンコ・ジャパン プロジェクトリーダーの安倍誠とスタッフが現場へ向かいました。そこで私たちが目にしたのは、下顎がまったくないという、かつて見たことの […] -
虹の彼方を見つめて 1 ― 絵本作家 菊田まりこさんインタビュー
別れの、その先に 愛する存在との別離。 それは多くの人にとって、生きていく中でいつか向き合うことになるであろう悲しい経験だ。 残された自分たちは、果てしない寂しさや喪失感と、どう向き合っていけばいいのか。 絶対の正解がな […] -
【卒業5000頭目!】病気でも、高齢犬でも、幸せを掴んだ「オルド」
2025年6月1日、記念すべき卒業5000頭目のワンコ「オルド」が、あきる野譲渡センターから里親様の元へ卒業していきました! 「オルド」のように家族の一員として迎え入れられ、幸せな“第二の犬生”を歩んでいるワンコたちが全 […]
最新記事
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東京あきる野に卒業犬150頭が大集合!「卒業犬同窓会」開催
2025年11月8日(土)、神石高原シェルターでの「卒業犬同窓会」に続いて東京あきる野市で、あきる野譲渡センターをはじめ湘南・世田谷・西東京・浜松の譲渡センター合同で、ピースワンコの「卒業犬同窓会」を開催しました。 当日 […] -
犬の甘噛みはいつまで?子犬のうちに直したい原因としつけ方を解説!
子犬がじゃれついてきて、小さな歯でカプカプと手を噛んでくる。その姿はとても愛らしいものですが、成長に伴い「痛い!」と感じる瞬間も増えてきます。子犬の「甘噛み」は、多くの飼い主が経験しますが、「そのうち治るだろう」と軽く考 […] -
☆彡ワンだふるファミリーからの近況報告:2025年11日30日(日曜日)
フローゼルより☆彡「13歳!!ありがとう」 お父さん、お母さん、ファミリーのみなさん、ご機嫌いかがですか? フローゼルです。11月はぼくにとって特別な月! 実はぼくの誕生日です。いろんな病気があって治療が必要なぼくですが […] -
ワンだふるファミリーからの近況報告:2025年11日29日(土曜日)
ケンタより☆彡「もうすぐ雪?」 楽しい散歩! ファミリーのみなさん! こんにちは! ケンタだよ! 神石はもうすぐ雪が降り出しそうな感じがしてきたよ! とっても寒いからスタッフさんと一緒にこうやって走ってるんだ! もうおじ […] -
犬のあくびは「眠い」だけじゃない?ストレス・病気のサインを詳しく解説【獣医師監修】
「うちの子やたらあくびが多い気がするけど、大丈夫かな。」そんな不安を感じたことはありませんか?犬のあくびには、眠気だけでなくストレスや体調不良のサインが隠れている場合もあります。この記事では、犬のあくびの意味や見分け方か […] -
【ワンだふるLIFE】甘えることを知らなかった「ちゅうえい」の物語
ピースワンコから卒業していったワンコは、5200頭以上にのぼります。ワンコたちはどの子もみな家族ができると、穏やかで幸せそうな表情になり、まるで別人のように変わります。湘南譲渡センターから卒業した「ちゅうえい」も幸せを手 […] -
生後3カ月で捨てられた子犬が掴んだ未来
私たちは広島県からの要請を受けて、県内の動物愛護センターから殺処分予定の犬たちを定期的に引き出しています。2024年1月の寒い日、溝に落ちていたところを拾われて行政施設に保護された、赤い首輪をつけた柴犬の子犬を引き出しま […] -
ワンだふるファミリーからの近況報告:2025年11日23日(日曜日)
ダウニーより☆彡「紅葉の季節」 父ちゃん母ちゃん! やっと涼しゅうなってワシらにはええ季節になったのぉ。散歩が気持ちええんよなぁ。最高じゃわ。この前な、卒業犬の同窓会があったんじゃ。みんなよーけー(たくさん)集まっとった […] -
犬の「逆くしゃみ」とは?生理現象と病気のサインとの見極め方【獣医師監修】
愛犬が「グーグー」「フガッ」と苦しそうな呼吸…これって病気かなと不安に感じたことはありませんか?実はその症状、“逆くしゃみ”かもしれません。この記事では、逆くしゃみの正しい見分け方から原因、自宅でできるケア、病院へ行くべ […] -
「受刑者が保護犬を育てる」全国初の試みが照らし始めた未来
犬を救うことは、人を救うこと――。そんな想いで始まった全国初の取り組み、刑務所での保護犬育成プログラムが、まもなく始動から1年を迎えます。およそ1年にわたって尾道刑務支所で訓練を受けた黒い保護犬「パクス」の譲渡が決まり、 […] -
犬はなぜ遠吠えするのか?オオカミの名残?理由や対策、しつけ方法を解説
どこか物悲しく、朗々と響き渡る愛犬の「ワォーン」という遠吠え。普段とは違うその声に驚いたり、何かを訴えているのかと心配になったりする飼い主も多いのではないでしょうか。ご近所への迷惑も気になるところです。 犬の遠吠えは、祖 […] -
二度と殺処分機を動かさない。命の現場から
2025年9月23日、徳島県の行政施設から行き場のない犬たちを保護しました。ピースワンコは全国の「殺処分ゼロ」を実現するために、かつての広島県のように犬の殺処分数が全国ワースト1位だった徳島県(※環境省2023年)と「動 […] -
ワンだふるファミリーからの近況報告:2025年11日15日(土曜日)
リゲルより☆彡「水分補給しっかりな💦✨」 やぁやぁ! 父上! 母上! 麿(まろ)じゃ! リゲルなのじゃ✨ 麿は最近たーくさんお水を飲んでおるぞよ! なんでかと言うとな、遂にお部 […] -
犬の目が赤い|原因・症状・病気・犬種別の注意点と対処法【獣医師監修】
犬の目の赤みや充血は、多くの飼い主が経験するトラブルです。目をショボショボさせたり、目やにが増えたりと、気になる症状を伴うこともあります。 目の赤みは、異物の混入など一時的なこともありますが、放置すると失明につながるよう […] -
犬がおなかを見せる本当の理由は?服従だけじゃない愛犬の気持ちを解説
愛犬があなたの足元にやってきて、コロンと転がりおなかを見せる姿は、飼い主にとって至福の瞬間ではないでしょうか。この「へそ天」とも呼ばれるポーズは、見ているだけで心が和みます。多くの人が「犬がおなかを見せるのは服従の証」と […] -
犬の目やにが増えた!考えられる病気・原因・自宅でできる対処法まとめ【獣医師監修】
「最近、うちの犬の目やにが増えた気がする」「黄色くてネバネバした目やにが出ているけど、大丈夫?」「目やにが出てるけど、病院に行ったほうがいいの?」こうした愛犬の目やにに異変を感じて不安になったことはありませんか? 犬の目 […] -
ピースワンコの卒業犬257頭が大集合! 元保護犬たちが里帰りで懐かしい顔と再会
2025年11月2日(日)、今年も神石高原シェルターで「卒業犬同窓会」を開催し、235組560名の里親さまと卒業犬257頭がご参加くださいました。 参加者の皆さんは、里親さま同士でお話をされていたり、久しぶりに再会したス […] -
ワンだふるファミリーからの近況報告:2025年11日1日(土曜日)
シモンより☆彡「イベント参加」 ファミリーのパパさんママさん、こんにちは。シモンですぞ。世間では秋にイベントが沢山あるようで、なかなか忙しいですなぁ。ワシも先日、保育園という所で開催されたイベントに参加してきましたぞ&# […] -
犬を散歩しないとどうなる?起こりうる病気や問題行動と対処法を解説
愛犬との毎日の散歩、楽しんでいますか?しかし、天候が悪かったり、飼い主さんの体調がすぐれなかったり、忙しくてどうしても時間が取れなかったりすると、「今日くらいはいいかな…」と思ってしまうことがあるかもしれません。しかし、 […] -
【ワンだふるLIFE】みんなのアイドルから家族のアイドルへ。「しおり」の物語
ピースワンコから卒業していったワンコは、5214頭以上にのぼります(2025年9月末現在)。ワンコたちはどの子もみな家族ができると、穏やかで幸せそうな表情になり、まるで別人のように変わります。世田谷譲渡センターから卒業し […]
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保護犬を家族に迎える文化を。官民一体で「殺処分ゼロ」へ!
ピースワンコは広島県の要請のもと、往復4時間かけて定期的に動物愛護センターへ通い、殺処分対象の犬たちを引き出しています。愛護センターは飼育放棄犬や野犬で溢れかえっており、私たちは怖がりな野犬や咬傷犬など、愛護センターでの […] -
終(つい)の住処になるー終生預かりボランティア制度ー
預かるという選択 ピースワンコに在籍する、約2000頭の保護犬(2025年10月末現在)。 その中には、シニアや持病のあるワンコも含まれている。 人に慣れ、体調管理をしてもらいながら、穏やかに暮らす犬たち。 そういった子 […] -
【遺贈寄付】故人の想いが込められた浜松譲渡センター
ひとりからみんなで イギリスの音楽家のジョン・レノンは 「ひとりで見る夢はただの夢、みんなで見る夢は現実になる」という言葉を残した。 今回は、まさに彼の名言を体現したような話を綴りたい。 ピースワンコ・ジャパンは、全国で […] -
保護犬を迎えて 片桐家の「ちゃこ」と「はな」
スイートホーム 芸人、俳優、造形作家と、多彩に活躍する片桐仁さん。2頭の保護犬と共に暮らす愛犬家としての一面も、そんな片桐さんのもう一つの顔だ。保護犬を我が家に迎えること。自分たちが、その子にとっての帰る場所になること。 […] -
手のひらと肉球をつなぐもの
春雷と愛犬 春雷、という言葉がある。 春の到来を伝える雷ともいわれ、 雷鳴に驚き、冬眠していた地中の虫たちが目ざめるという理由で「虫出しの雷」という呼び名もあるそうだ。 なにかがはじまるような雰囲気で、嫌い […] -
殺処分ゼロの哲学
ドリームボックス 「1日に約7頭、年間2400頭以上の罪のない犬が処分されています」(2022年度/環境省)この日本では、いまだに驚くべき数の犬たちが殺処分されている。ぼくは愛護センターの端にある、「ドリームボックス」と […]








